親子ベビークラスもハロウィン

5歳1ヶ月。

昨日はSmileを連れての親子ベビークラスでした。

毎回 アシスタントとして大健闘のSmile。赤ちゃんたちも、ちょっと年上の子と言うので 興味が湧くのかもしれません。

今回は赤ちゃんたちは仮装なしでしたが、ハロウィンの歌を絵本をやりました。

レッスンと言っても、年齢は0歳から1歳。

赤ちゃん達が見入っていた本は、やはりハロウィンの定番、”Go Away, Big Green Monster!

そしてもう一冊は、これも定番の”Boo Who?“。

英語の文も簡単にはせず、そのまま読みます。でも どうしてあんなに皆んなが皆んな 食い付きが良かったのか?

それはお母さんも一緒に声に出して読んでくれたから。

わたしが読んだあとに、お母さんも大きな声でリピートしてくれたので、子ども達も自分のお母さんの声に反応したのだと思います。

レッスン後、一人のお母さんに、「じっと座って、一冊を最後まで読める状態じゃないけど、それでもいいのか?」という質問がでました。

初めはほんの一瞬でも、一ページでもいいと思います。毎日、子どもを膝に乗せて お母さんとの「絵本時間」を習慣づける。

そうやって2歳、3歳になって子どもも「絵本を楽しめる」ようになるのだと思います。



段々とモンスターの顔が消えていくという この仕掛け絵本。本当によく出来ています。

小学生クラスでも人気の絵本です。

ハロウィン・レッスン

5歳1ヶ月。

今日は、出張レッスンでした。

人数も増え、3歳から参加しているちびっ子たちも4歳になったことをきっかけに、母子分離クラスとなりました。

始めた当初から母子分離を提案していましたが、「まだ少し心配」という声もあり、しばらくは親子クラスで続けてきました。

でも子どもが幼稚園に行きだしてからは、母子分離も大丈夫と分かってくれたようで、今月から母子分離クラスに。

そして想像はしていましたが、生徒さんたちが別人のよう。

「あれ。いつもは恥ずかしがって言わないのに」という男の子が一番大きな声で、ハキハキと答えるではありませんか。

今日は、みっちりハロウィンテーマでのレッスンでしたが、最後まで集中を切らさず、

“Show me, please!(見せてください!)”

“One more, please!(もう一つください!)”

“Jack-o’-lantern, please!(ジャック・オー・ランタン、ください)”

“Go away, monster!(モンスター、いなくなれ!)”

と元気いっぱいの発話。

レッスン回数が少ないクラスですが、おうちでの取組みもお話しながら、なるべく自発的な発話へと繋がるように、わたしも頑張らねば。

Smileは左から2番目。

“I wanna be a skeleton(がい骨になりたい)”と言っていたSmileですが、用意した骸骨の衣装は完全ホラー。

「怖がる子もいるかもしれない」ということで、去年 着た天使の衣装を着ました。

 

ネイティヴの子とフォニックス ②

4歳11ヶ月。

両親ともに英語ネイティヴの子たちにフォニックスを教え始めて 3ヶ月(過去の記事『ネイティヴの子とフォニックス①』)。

4歳の子は “Peg got the big hat.”のような文は スムーズに読めるようになりました。

6歳の子は、始めた当初は文字に意識が向きにくく、”c-a-t”などの3文字も 難しかったのが、

3文字はスムーズに読めるようになってきました。

例えば、”rーuーg”という3つの音を、初めは一つ一つ読んでいたのが、徐々に繋げられるようになり、

“rーuーg”→”r-u-g”→”rug”

というように、ブレンデング(複数の音を繋げて読むこと)することも できるようになってきました。

文字だけに意識が行くように、シンセティック・フォニックスを中心にやってきましたが、それが良かったのかもしれません(フォニックスの手法について こちら )。

ともすると退屈になり兼ねない読みの練習。毎回、ゲームやアクティビティも入れつつ 工夫しています。

そして今回、一人のお母さんに相談されたのが、他にも読みをやらせたい親はいるが、読みのクラスを増やすことは考えているか、ということ。

わたしが住んでいる地域には、駐在や仕事の関係で 日本に長く住む予定の外国人の親子が比較的 多く住んでいます。

そして インターナショナルスクールに子どもを送る親もいれば、日本の幼稚園や小学校に通わせている親もいます。

わたしの友達は、インタープリに通わせた後は 日本の小学校に通わせる人の方が多いです。

このアメリカ人の友達のように、

自分が英語ネイティヴで、子どもにも英語を維持して欲しい親は 結構いるが、みんなどのように 読みを教えたらいいか分からないとのこと。

そして、リーダー本や絵本はたくさんあるけれど、下の子の世話もあって、なかなか じっくり取組みをするのも難しい と。

やはり親が英語ネイティヴでも、話せるようにするのとは勝手が違って、読みを教えるのは 苦労するようです。

外国人の友だちと話していても 最近 特に それを感じます。

日本に住む以上、母語である英語は維持させたい。赤ちゃんのときは考えもしなかったけれど、子どもには母語でも読み書きが出来るようになって欲しい。

彼女たちの想いは わたしが想像するよりも はるかに切実。

わたしも 少しでも何かできないか思案中です。


Smileにとってのフォニックスは、2歳くらいから歌を中心に覚えたので、生活の一部でした。

今やっているようなレッスンとは 全く異なります。

歩きながら、バスの中で、電車の中で…フォニックスをやったのは、日々の生活の中で 5分やそこら。

本当に少しずつやってきたので、本人は、フォニックスのルールをやったとは気が付いていないかもしれません。

わたしのアメリカ人の友達も、そうやって「知らないうちに読めるようになったから、教えられない」と。

フォニックス、奥が深いです。

過去の記事

親子ベビークラス

4歳8ヶ月。

先月より、勤め先の英会話スクールで、親子ベビークラスが始まりました。

普段は、小学生クラスと大人のクラスを担当しているのですが、今回、1歳までのベビークラスも担当することに。

定員は10名ですが、予想以上の申込みにびっくり。6月はキャンセル待ちも多いため、7月分を急遽 増やすことに。

でも、自分の英語サークルや プライベートレッスンもあってスケジュールは ぎっしり。そのため当座は月1〜2回に限定。

初回はスクールにお願いして、Smileも同伴することに。

手足を使った遊び歌や、絵本の読み聞かせを中心に 45分。

45分のうち10分は、家での取組みを紹介しました。「英語は苦手だけれど、どんな取組みをしたらいいのか知りたい」という、とても熱心なママばかりで質問もたくさん。

Smileも、道具を配ったり、赤ちゃんをあやしに行ったりと、随分と手伝ってくれました。

同伴は今回限りと思っていましたが、”I wanna do it again(またやりたい)!”とSmileからリクエスト。

しばらくはSmile同伴の親子ベビークラスになりそうです。

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レッスンの準備をしている横で、「やけに静かだな」と思って横を見ると、アルファベットのフラッシュカードを作っていたSmile。

Smileへのバイリンガル育児と同様、親子ベビークラスに参加する親子が、少しでも楽しんでくれたら嬉しいです。

 

ネイティヴの子とフォニックス ①

4歳8ヶ月。

先週は、英語ネイティヴの子どもへの 読みレッスン初日でした(過去の記事『英語ネイティブの子に読みレッスン』)。

4歳のEちゃんと 6歳のBちゃん。2人とも母語は英語です。

事前に2人の読みのレベルは聞いてはいたものの、実際にレッスンをしてみないと分からないので、

いつもよりもレッスンプランは入念に。フラッシュカードや教材も多めに用意しました。

普段、日本語が母語の子ども達に教えるときは、アナリティック・フォニックスを使っています。

ABCの順に教え、「A」の名前は「エイ」で、音は「ア」という風に、名前と音を同時に教えていきます。

単語の最初の音が大事にされるのも特徴。たとえば”ball(ボール)”という言葉だったら、

ボールの絵を見せながら、

“What letter does it start with?(なんの音から始まる?”と聞き、

子どもは  「ブ」 と答える。

Smileもほとんどアナリティック・フォニックスで音を覚えてきました。

ただ普段、英語に関わりがない子たちに教えるときに難点が。語彙力をある程度つけないと、アナリティック・フォニックスは時間がかかるということ。

アナリティック・フォニックスで読めるようになっても、語彙力がなければ、文の理解にも時間がかかります。

そのため、語彙を増やすアクティビティもたくさんします。

今回は、英語ネイティブなので、語彙の部分は簡単にクリア。

でも今度は違うハードルが。語彙力があるからこそ、絵から単語を推測してしまい、文字に意識がいかないのです。

たとえば、「W」のカード。クモの巣が描かれているフラッシュカードを見て、Bちゃんが即座に

  • Bちゃん: Oh, I know what it is! It’s a spider web!(何か分かった!クモの巣でしょ?)

そして “w-e-b(クモの巣)”の文字には意識がいかず、最初の音である「w」の音もなかなか入らないのです。

そんなことが何度かあり、もしかしたらアナリティック・フォニックスは この子たちに向かないんじゃないか、という判断に。

そのため次回は、文字の「音」だけに意識を向かせるために、シンセティック・フォニックスでアプローチしてみようかと。

実はSmileは、シンセティック・フォニックスにも馴染みがあります。プリスクールでJolly Phonicsの歌に触れていたからです。

シンセティック・フォニックスは、ABCの順には教えず、よく使う音から、7つのグループに分けて教えていきます(グループ1: s   a   t    i   p   n)。絵による推測もしません。

単語の最初の音だけに注意を向けるのではなく、初めから一つ一つの音に注意を向けるので、

習った音を組み合わせて、早い段階から読めるようになります。

たとえば、グループ1(s  a  t  i  p  n)の3文字(s  a  t)を習っただけで、”at”や “sat(座った)”という単語を読めるように。

英語ネイティヴだから、すんなり音も入るかと思いきや、思わぬところで出てきた課題。

子どもによって、言語習得過程が異なるように、当然 読めるようになる過程や速度も異なる。

講師としても日々 勉強です。

レッスンの準備をしている傍で、レッスン用に使うゲームで 遊ぶSmile。

おうちでの取組み

4歳5ヶ月。

昨日は、英語の出張レッスンでした。3歳児 4人と Smileです。

4人のうち2人は、1歳半の頃から不定期に英語を続けてくれた子たち。昨日は、お母さん達に頼まれて、ママへのレッスンもしました。

おうちでは どういう取り組みをしたら良いか。

これまでもレッスン後に お話することはありましたが、昨日は 少しレッスン風に体系立ててお話しました。

まず最初に確認したのは、子どもに「どんな風になって欲しい」か。

  • 英語に親しめればいい
  • 英語を話せるようになって欲しい
  • 読み書きもできるようになって欲しい
  • 両言語を同等に使いこなせるようになって欲しい

そうしたら、皆んな口を揃えて答えてくれたのが、「英語を話せるようになって欲しい」ということ。

2年前も同じ質問をしたのですが、その時は「英語に親しめればいい」という答えだったので、少し驚くと共に ひと安心。

子ども達が少しずつでも 英語でやり取りができるようになってきているのを見て、お母さんたち自身、英語に対する意識が少し変わってきたのを感じたからです。

子どもが自発的に話し、会話が成り立つようになるには

  • 意味のあるインプット
  • 毎日の取り組み
  • 絵本の読み聞かせ
  • 定期的に質の高い英語に触れること(こどもにとって分かりやすく、正しい文法を使った英語)

が最低限 必要になってくると お話しました。

「質の高い英語」は、必ずしも英語ネイティヴと話すということではなく、たとえば絵本を読み聞かせることでも きちんとした表現に触れられると思います。

Smileの場合は、わたしの語りかけを軸に 英語での取り組みを進めました。

語りかけが全くない場合は、英会話スクールやオンラインレッスンなど、

家庭によって何を軸にするかで取り組みが変わって来ると思います。

英語を話すことが特別でない社会になるといいなぁ、と思いながら また4月から頑張ろうと思います。

英語レッスンのクラフトで作った雛人形。今日は、普段から使っている”circle(円)”や”semicircle(半円)”以外に、”crown(冠)”や”flower petals(花びら)”も覚えました。

写真はSmileの作品。花びらが頬っぺたになっているのが面白い。

わざと負ける

4歳4ヶ月。

昨日は、3歳の子たちに英語の出張レッスンでした。

3歳児が4人。みんな Smileと一年しか違いませんが、この時間だけはSmileは うんとお姉さんにならないといけません。

以前、生徒さんのお母さんに、Smileは物分かりがいいと言われたことがありましたが、確かにSmileにとったら我慢が多い時間かもしれません(過去の記事『物分かり』)。

ここ最近は、カード取りゲームをする時に、「わざと負ける」ようにお願いしています。

たとえば昨日。色の復習で、色のカードを取るゲームをしたときのこと。

  • わたし:《子供たちに向かって》Where where where is blue?(青のカードはどこかな?)
  • Iくん:《青のカードをタッチして》I found it!(見つけた!)
  • わたし:Wow, good job! Okay, are you ready? Where where where is red?(わぁ。良く出来たね!じゃあ、準備はいいかな?赤はどこ?)
  • Smile: 《素早く赤をタッチして》I found it!(見つけた)
  • わたし:Good job! 《Smileに対して小声で》I know you know all the answers, but can you give chances to other kids after this?(良く出来たね!全部の答えを知ってるって分かってるけど、この後は、他の子に譲れる?)
  • Smile: 《たちまち表情が曇り》…Okay.(…わかった)

Smileにとってみたら簡単な色カード取りゲーム。Smileも他の子と同じように生徒の立場であったら、わざと負ける必要もありません。

でも2歳の頃から「アシスタント」という立場で接しているため、ここは我慢どころ。

答えは分かっているのに、自分は取ってはいけない。他の子ども達が興奮してカードを取る様子をSmileは憮然として眺めています。

でも、他の子が2、3枚と取れたところで、Smileにも本気で取っていいよ、と伝えたら機嫌は直りました。

ゲームが終わったあと、”Thank you for helping me a lot(たくさんお手伝いしてくれてありがとう)”と耳打ちすると、誇らしげな表情を浮かべていました。

2歳11ヶ月の頃は、気に入らないことがあるだけでレッスンを中断させるほど大泣きしていたSmile(過去の記事『If』)。

随分とお姉さんになったなぁ、と感心。

レッスン後、生徒さんのお母さんにバレンタインのクッキーをもらってご機嫌。

物分かり

3歳9ヶ月。

数日前、Smileと一緒に、親子英語の出張レッスンに行ったときのこと。午後にもレッスンが入っていたので、レッスン後すぐに帰らないといけないということをSmileに伝えました。

出張先に着いて、1歳年下のお友達と遊び始めていたSmileでしたが、

  • わたし:We’re gonna have to leave right after the class, okay?(レッスンの後すぐ帰らないと行けないよ)
  • Smile: 《オモチャで遊びながら》But I want to play with the toys.(でもオモチャで遊びたい)
  • わたし:Sorry. We don’t have enough time today. Mommy has to work in the afternoon.(ごめんね。今日はあまり時間がないの。お母さん、午後に仕事があるから
  • Smile: Okay!(わかった!)

このやり取りを聞いていた、生徒さんのお母さんが「今なんて言ったの?」と聞いてきたので、経緯を説明すると、「どんな風にしつけたら、そんなに物分かりが良くなるのか」と不思議でならない様子。

もうすぐ3歳になるSちゃんは、お友達と遊んでいる最中に帰ろうものなら駄々をこねて 手に負えないというのです。

確かに、Sちゃんと1歳差という年齢の違いはあるかもしれません。

でもSちゃんのお母さんに言われ、確かにそうだ、と今までのことを思い返してみました。アシスタントの立場として、Smileにも英語レッスンに同席させるようになってから もうすぐ二年経とうとしています。

2歳11ヶ月の頃の記事を読み返すと、機嫌が悪くなり、レッスンを中断するほど駄々をこねたことも。

ちょっとでも駄々をこねたり、クラスの雰囲気を壊すようなことをしたら、いつも

  • わたし:Smile, you don’t have to stay here if you’re going to interrupt like that.(Smile、そんな風に邪魔をするなら、ここにいなくてもいいんだよ)

と言います。最初は泣きながら”I want to!(居たいの!)”と叫んでいましたが、

どれほどレッスンが大切なもので、Smileは他の子とは違う立場にいることをレッスン後に言い聞かせているうちに、徐々にですが理解してくれるようになりました。

他の子どもたちのように、レッスン中にふざけたり、同伴のお母さんに甘えたりできないことは気の毒ですが、最近ではSmileも自分の役割を理解しているようで、すっかり小さなアシスタントとして活躍しています。

(Familyについてレッスンした日。家系図を完成させているSmile)