4歳 さいごの日

4歳11ヶ月。

今日は、Smileの4歳 さいごの日。明日から5歳になります。

「今日が4歳さいごの日だよー」とSmileに言ったら、「あまり感じない」との返事。

母親のわたしからしたら、「4歳も終わりかぁ」と一抹の寂しさも感じるのですが、本人は「夢にまで見た5歳」。寂しさなんて これっぽっちもあるはずがありません。

わたしも小さい頃は、「早く大きくなりたい。昨日より今日。今日よりも明日」。常に未来のことを楽しみしていたように思います。

大人になってからは、昔を振り返ることの方が多くなりましたが、わたしも そうであるべきだなぁ と。

明日は、家でこじんまりとお誕生日会をやります。

喜んでくれることを祈り、これから準備をします。

下の動画は、先ほどのもの。

英語講師としての自分の勉強のために、惑星の本を何冊か出しっ放しにしていたら、興味が湧いたのか、淡々と読み始めました。

Smileに読み聞かせようと3歳の頃に買った本ですが、いつの間にか自分で読んでくれるようになり、その成長を頼もしく思います。


わたしの勉強用に買った辞書を、台所の片隅で読むSmile。

ふるさと

4歳11ヶ月。

以前、SmileがIl Divoの大ファンと書きましたが、

ライブ動画でIl Divoが歌っていた『故郷』は、中でも特に気に入っているようです(過去の記事『バイリンガル育児をやっていてよかったこと』)。

ライブ動画を流すと、一生懸命、一緒に歌おうとするSmile。

そんなSmileを見て、『モアナ』や『美女と野獣』のときのように歌詞カードを作ろうと思いつつも時間が経ってしまいました(過去の記事『英語の歌を覚える』)。

そして先日、やっと ゆっくりできる時間があったので、『故郷』の歌詞カードを作ることに。

『モアナ』のときは、単語帳のように小さめのカードにして作ったのですが、手間もかかるので、今回はA4サイズに打ち込み、ラミネートするだけ。

Smileがすぐに覚えられそうな漢字は そのまま残して、あとは平仮名にしました。

Smileに渡すと大喜び。立て続けに6回ほど歌い、漢字はすぐに覚えてしまったようです。

『故郷』は、わたしも6歳くらいのときに初めて聴いて、それ以来 わたしの大好きな歌でもあります。

こんな風にSmileを通して、歌詞を学びなおすとは、想像もしていませんでした。


小さい頃は 英語の曲ばかり歌ってきたのですが、日本の童謡も大好きなSmile。

これから 日本の童謡もたくさん歌っていきたいなぁ。


おまけに こちらの歌詞カードも作りました。

実写版の『美女と野獣』で、野獣が歌う曲でSmileのお気に入りです。

ネイティヴの子とフォニックス ②

4歳11ヶ月。

両親ともに英語ネイティヴの子たちにフォニックスを教え始めて 3ヶ月(過去の記事『ネイティヴの子とフォニックス①』)。

4歳の子は “Peg got the big hat.”のような文は スムーズに読めるようになりました。

6歳の子は、始めた当初は文字に意識が向きにくく、”c-a-t”などの3文字も 難しかったのが、

3文字はスムーズに読めるようになってきました。

例えば、”rーuーg”という3つの音を、初めは一つ一つ読んでいたのが、徐々に繋げられるようになり、

“rーuーg”→”r-u-g”→”rug”

というように、ブレンデング(複数の音を繋げて読むこと)することも できるようになってきました。

文字だけに意識が行くように、シンセティック・フォニックスを中心にやってきましたが、それが良かったのかもしれません(フォニックスの手法について こちら )。

ともすると退屈になり兼ねない読みの練習。毎回、ゲームやアクティビティも入れつつ 工夫しています。

そして今回、一人のお母さんに相談されたのが、他にも読みをやらせたい親はいるが、読みのクラスを増やすことは考えているか、ということ。

わたしが住んでいる地域には、駐在や仕事の関係で 日本に長く住む予定の外国人の親子が比較的 多く住んでいます。

そして インターナショナルスクールに子どもを送る親もいれば、日本の幼稚園や小学校に通わせている親もいます。

わたしの友達は、インタープリに通わせた後は 日本の小学校に通わせる人の方が多いです。

このアメリカ人の友達のように、

自分が英語ネイティヴで、子どもにも英語を維持して欲しい親は 結構いるが、みんなどのように 読みを教えたらいいか分からないとのこと。

そして、リーダー本や絵本はたくさんあるけれど、下の子の世話もあって、なかなか じっくり取組みをするのも難しい と。

やはり親が英語ネイティヴでも、話せるようにするのとは勝手が違って、読みを教えるのは 苦労するようです。

外国人の友だちと話していても 最近 特に それを感じます。

日本に住む以上、母語である英語は維持させたい。赤ちゃんのときは考えもしなかったけれど、子どもには母語でも読み書きが出来るようになって欲しい。

彼女たちの想いは わたしが想像するよりも はるかに切実。

わたしも 少しでも何かできないか思案中です。


Smileにとってのフォニックスは、2歳くらいから歌を中心に覚えたので、生活の一部でした。

今やっているようなレッスンとは 全く異なります。

歩きながら、バスの中で、電車の中で…フォニックスをやったのは、日々の生活の中で 5分やそこら。

本当に少しずつやってきたので、本人は、フォニックスのルールをやったとは気が付いていないかもしれません。

わたしのアメリカ人の友達も、そうやって「知らないうちに読めるようになったから、教えられない」と。

フォニックス、奥が深いです。

過去の記事

Smileの日本語

4歳11ヶ月。

1歳7ヶ月の頃から行き始めたプリスクール。

一時期は週に3日ほど行く月もありましたが、今は週2日 通っています(過去の記事『インターではないプリスクール』)。

インターナショナルスクールとは違って、日本語で過ごす時間が比較的長いと言っても、

日本語の保育園や幼稚園に通っている子に比べると、日本語の触れる量は少ないかもしれません。

それでも土日は ほとんど日本語だし、わたしの仕事の関係で両親の家に預けることも多いため、週の半分以上は日本語環境。

今のSmileを見ていると、日本語の方が心地のよい言語なのかなと感じます(過去の記事『心地のよい言葉とは』)。

下の音声は昨晩のもの。

お風呂上がりに体を拭いているSmileが 突然、 『桃太郎』の話をし始めたので、わたしも吹き出してしまいました。

先日は 英語の替え歌、昨日は 日本語で『桃太郎』。

時間帯や 一緒にいる人で、心地よい言葉が日本語になったり 英語になったり。

このまま どちらかに偏り過ぎず、バランス良く、というのは難しいかもしれません。

でも できるだけ両言語が Smileの心地よい言語であるように 環境を整えたい。

Smileの頭の中は 休むことなく めまぐるしく動いているのだろうなぁ、と そのエネルギーに圧倒されます。

行きつけのコーヒーショップのお兄さんに 全力で遊んでもらうSmile。

こういった遊びの時間は、生きた言語を学ぶ場です。

英語で替え歌

4歳11ヶ月。

一昨日、プリスクールに向かうバスの中で、Smileが歌い始めました。

初めは、「なんか歌っているなぁ」とぼんやり聞いていただけなのですが、よくよく歌詞を聞いてみると、意外と良くできている。

その時は音声を録っていなかったので、プリスクールの帰り道、また歌ってもらいたくて お願いしてみました。

朝に作った歌は忘れた とのことだったので、新しく作ってもらうことに。

(YouTubeの設定で字幕表記にできます)

今までも歌を作って歌うことはありましたが、内容はハチャメチャだけれど、何となく様になっているので 可笑しくなりました。

Smileの作った歌の歌詞は こちら。『ロンドン橋』のメロディに乗せて歌詞を作っています(音声は歌の途中から始まっています)。

The kitty go home, go home, go home.(子猫が おうちへ帰るよ、帰るよ、帰るよ)

Kitty go home because it’s night-time.(子猫がおうちへ帰るよ。夜だから)

Is the flower growing, growing, growing?(花は大きくなってる?大きくなってる?大きくなってる?)

Is the flower growing, growing, growing than Kitty?(花は大きくなってる?子猫よりも)

Hello Kitty was at home, was at home, was at home.(キティちゃんは おうちにいたよ。おうちにいたよ。おうちにいたよ)

She was in her room, and she had a plant all over her room.(キティちゃんは部屋にいたよ。部屋は植物だらけだったよ)

There were so many leaves and animals, animals and leaves, animals and leaves.(葉っぱと動物だらけだったよ)

There was animals and leaves, and wild dogs.(葉っぱと動物と野生の犬がいたよ)

And there was a wild kitty, wild kitty, wild kitty.(野生の猫もいたよ)

There was a wild kitty all around.(野生の猫がそこら中にいたよ)

想像すると メチャメチャな世界観。だけれど わたしもSmileも大笑い。

なんとも楽しい時間でした。


放課後、大好きなお友達と遊ぶSmile。

誰に似たのか ひょうきんで賑やかなSmile。こんな風に毎日 目一杯 楽しんでいます。

お誕生日にあげたい絵本

4歳11ヶ月。

Smileのお誕生日まで あと10日ばかり。

プレゼントとは別に、5歳のお誕生日に渡したい絵本が本日 届きました。

It’s My Birthday“(日本語訳『ケーキがやけたら、ね』)と、

Mr. Birthday “と “Little Miss Birthday “の3冊。

  

It’s My Birthday“は、昔 日本語訳のものを図書館で借りて読んだことがありますが、心の温まる内容で、Smileに持っていて欲しいな と。

男の子のお誕生日に 動物たちが手分けして材料を用意し、みんなで一緒にケーキを作るというお話。

英語版も分かり易い英語で書いてあるので、今のSmileにピッタリです。

Mr. & Little Missシリーズは、このブログの名前の通り、わたしもSmileも大好きな絵本です。

記憶に残る5歳のお誕生日になることを祈って、そろそろ準備を始めます。

Smileは一番左。幼稚園に行っていたら年中の歳ですが、プリスクールでは すっかり年長組ととして頼もしい存在です。

プリスクール帰りの語りかけ

4歳11ヶ月。

先週、プリスクールにお迎えに行ったら、タンクトップ一枚のSmile。

どうやら、クラフトのクラスでシャツが絵の具ですごいことになったので、洗ったのだそう。

Smileのサンダルも ひどい汚れ具合で、思わず笑ってしまいました。

そしてその帰り道。プリスクールでの1日を聞いた時の音声です。

  • Smile: I did bubble. 《シャボン玉を吹く真似をして》And I did like this!(シャボン玉をしたよ。そしてね、こんな風にしたんだよ)
  • わたし:You blew (bubbles)?(吹いたの?)
  • Smile: Yeah? And there was (were) bubbles all over.(そうだよ。それでシャボン玉が一面にあったんだよ)
  • わたし:All over where? All over you?(どこに?Smileに?)
  • Smile: 《笑いながら》Yeah.(うん)
  • わたし:Oh, no. That’s why your shirt was soaking wet.(あらら。だからシャツがびしょ濡れだったんだね)
  • Smile: Yeah. We washed it.(うん。洗ったんだよ)
  • わたし:You washed it? I hope it…the paint will come off.(洗ったの?絵の具が落ちるといいけど)
  • Smile: But I’m like a ballerina now.(でも、わたし今 バレリーナみたいだね)
  • わたし:Why?(どうして?)
  • Smile: Because….(だって)
  • わたし:Oh, you’re…you’re wearing a tank top?(ああ、タンクトップ着てるから?)
  • Smile: 《笑いながら》Yeah.(うん)
  • わたし:And not a T-shirt on it?(それでTシャツ着てないから?)
  • Smile: 《笑いながら》Yeah.(そう)
  • わたし:Yep.(そうね)

プリスクールのお当番じゃない日は、こんな風に1日あったことを一緒に振り返ります。

でも、”How was your day?(どんな1日だった?)”と聞けば、必ずと言っていいほど “Good.(よかった)”。

“What did you do?(何したの?)”と聞けば、”I played with my friends.(お友達と遊んだ)”で会話が止まってしまいます。

なので毎回、聞き方を工夫しながら、なるべく会話を広げられるようにしています。

こんな他愛もない会話をSmileが小学校に入ってからも 続けたいなぁと、今から楽しみです。


タンクトップ姿が「バレリーナみたい」と言って、カーディガンを着ようとしないSmile。

少し肌寒い日でしたが、見てる こちらが寒くなるほど。

英語格差という問題

4歳11ヶ月。

Smileへ語りかけ中心のバイリンガル育児を初めて、3年以上が経ちました。

今、Smileにとっての英語は、日本語と同じように「自分の言葉」として感じているように思います。

バイリンガル育児を続けて一番 良かったと思うのは、英語を話せるようになったことではありません。

もちろん、英語でも自分の気持ちを表現できるようになったのは嬉しいことです。

でも それ以上に大事なのは、「英語を話すことは 特別なことではない」し、「英語を話さない人もいる」ということを何となくでも分かってくれていることです(過去の記事『ネイティヴへの憧れ』)。

わたし自身、英語を教えて10年以上、常に頭の片隅から離れなかった、English Imperialism(英語帝国主義)という概念。

グローバル化の背景には 白人社会による植民地支配があり、英語教育は もともと政治的・軍事的な意味合いが強かったということ。

英語の浸透によって なくなりつつある言語や文化もある ということ(過去の記事『アメリカの歴史に触れる』)。

英語を教えるということは、少なからず そういった英語の文化も持ち込む ということ。

「英語ネイティヴが優位」や「英語は訛りがない方がいい」というようなメッセージを生徒さんが受け取らないように気を付けてきました。

Smileに対しても同じです。

ネイティヴ/非ネイティヴの垣根をなくすことはもちろんのこと、英語力で誰かと比べて優劣をつけることはないように気を付けてきました。

Smileが大きくなって、「もっと英語力をつけたい」とか「ネイティヴのように英語を使いこなしたい」と自ら思うのは構わないと思っています。

あるいは、実際に社会に出て、高い英語力を求められたり、英語力によって待遇が左右されるかもしれません。

でも、優劣も何も知らない小さい頃に、周りから 「格差がある」というようなメッセージを受け取ってしまうのは、不必要なことだと感じます。

日本語でも 英語でも 何語でも、同じコミュニケーションのツール。優劣はありません。対等です。

そうは言うものの、今だに影響力のあるメディアを通して発信され続ける「英語優位」、「ネイティヴ優位」、「バイリンガル(マルチリンガル)=すごい/優れている」というメッセージ。

そういった、英語格差に繋がる考え方を 大人が まずなくす必要があると感じます。

お互いに対等な立場にいるのだと 子どもたちが感じられるような社会をつくる。

そのためにも英語講師としても 親としても  意識し努力し続けなければなぁ と思う日々です。


あと2週間で5歳。地元の公立小学校に入るまで1年半です。

(参考文献)