蛙の子はオタマジャクシ

3歳11ヶ月。

昨日、雨の中、赤ちゃんの頃から仲良しのお友達とのプレイデートへ。

レインコートを着て、傘をさしながら歩いていると、ふとSmileが

  • Smile: Tadpoles have long tails.(オタマジャクシは長い尻尾があるよね)
  • わたし:That’s right. And they live in the water.(そうだね。それで水の中に住んでるよね)
  • Smile: And they have feet, too.(足もあるよね)
  • わたし:Yeah. They start to grow legs.(うん、足が育つよね)
  • Smile: What are they called? The tadpoles’ legs.(何て言うの?オタマジャクシの足)
  • わたし:I think you can just call them “tadpoles’ legs.”(「オタマジャクシの足」でいいんじゃないかな)

プリスクールで蛙の生態について学んだのは、もう何ヶ月も前のこと。

プリスクールでは、モンテッソーリのカリキュラムを取り入れています。子どもたちは2歳半過ぎから、色んな活動を通して、自分の周りを取り囲む世界を理解していきます。

動物の部位や 花や植物の部位などは、わたしも勉強しないと覚えられないような名称ばかり。

初めの頃は「こんな難しい名称を言って、意味があるのかな?」と思ったこともありましたが、プリスクールでは、「子どもだから難しい」というような考え方はせず、

それよりも大事なのは、「自分の周りの世界を理解する」こと。

昨日のSmileを見ていて、たった5分や10分の取組みが、ちゃんと繋がっているのだなぁと感心。

数ヶ月も前にやったことを、何気ない日常で思い出し、それがコミュニケーションに繋がる。改めて、プリスクールの存在に感謝。

いよいよ明日はSmileのお誕生日です。

リュックの中にはお気に入りのオモチャや人形。パンパンなのでレインコートもキツキツ。

インドからシアトルへ

3歳11ヶ月。

インドに10ヶ月ほど住んでいた姉家族が、シアトルに戻ってから3ヶ月経ちました。

Smileの従姉弟のSくんも、日本語のプリスクールに通いだしたそうです。

Sくんのお父さんはアメリカ人。家庭での言語はどうしても英語に偏りがちなので、姉も なるべく日本語で話しかけるようにしているそうです。

5月に日本に一時帰国した際は、日本語でSくんに話しかけても英語で返ってくることが多かったのですが、先日Skypeで話したときは、比較にならないほど日本語が出てきていてビックリ。

以前は、理解はしているものの、日本語に対する抵抗が強かったようですが、その壁もだいぶ薄くなっていると感じました。

それでも、SmileとSくんが話すときは、どうしても英語になってしまいますが、

「日本語で話すときもあり」、「英語で話すときもある」のが理想。両言語に対して壁を感じることなく、このままいって欲しいなぁと思います。

インドにいるときは、インドでの生活の様子をブログに記していた姉。

シアトルに戻った今は、シアトルでの暮らし、バイリンガル育児、ナチュラル&オーガニックライフについて記録していくそうです。

姉のブログはこちら:『旅するマジカルエレファント


8ヶ月違いですが、姉弟のような2人。

えんぴつの芯

3歳11ヶ月。

今日、プリスクールに行くバスの中でのこと。

プリスクールでの鉛筆が少なくなっていたため、家に余っていた新しい鉛筆を持って行くことにしたのですが、その鉛筆を見てSmileがこんなことを聞いてきました。

  • Smile: 《袋入りの鉛筆 数本を眺めながら》Why is it “B”? Where is “A”?(どうしてBなの?Aはないのかな)
  • わたし:I’m not really sure. But that’s a really good question. It probably shows how dark the lead is.(うーん、どうだろうね。でも良い質問だね。多分、芯の濃さを表しているんじゃないかな)

そこでスマートフォンで検索してみたところ、わたしも知らないことばかりでした。

鉛筆には、「濃い(B= black)」、「硬い (H= hard)」、そして「しっかりとした(F= firm)」の3種類があり、それぞれグレードがあるのだそう。

79021

(”Picking the Perfect Pencil Hardness Grade“より)

 

これはヨーロッパ式で、アメリカ式は数字で表しているそうです。

ひょっとしたら、美術の時間に習ったのかもしれませんが、Smileに質問されるまで、”H”と”B”の違いを深く考えたことがありませんでした。勉強になりました。

えんぴつの歌」を歌いながら、えんぴつに慣れ親しもうとしていたのが、2歳前。随分と成長したものです(「えんぴつの歌」の記事)。

“This is my rainbow glasses!(レインボーの眼鏡!)”。だそうです。

悔しいけれど

3歳11ヶ月。

4歳の誕生日まで10日を切りました。

今日は、午前中に出張レッスンだったので、いつものようにSmile同伴でレッスンへ。

英語レッスンのアシスタントとして、Smileを同伴させると決めてから、2年ほど経ちました。

ちょうど1年前は、まだ理不尽なことで機嫌が悪くなったり、レッスン中にSmileに対して注意することも多々ありました(その時の記事)。

でも、最近はしっかりとアシスタントとして動いてくれるので、アシスタントとしてもロールモデルとしても、本当に有り難い存在。

だけれど今日。ちょっとした衝突が。

動物カードで カード取りゲームをしていたときのこと。Smile以外は3歳になったばかりの子たち。

  • わたし:Where is the giraffe?(キリンはどこ?)
  • 生徒たち:《キリンの写真を探す》
  • Smile: 《素早くカードをタッチして》I found it!(見つけた!)

Smileに少し遅れて、一人の女の子が同じカードをタッチしましたが、Smileは自分が速いと言わんばかりにカードを取ろうとしました。

そこでSmileを制して、そのカードを その女の子に取らせました。するとSmileの表情が たちまち歪み、目には涙。

  • わたし:Smile, I know you got it first. But you’re an assistant teacher, and I want you to wait a little bit longer so that other kids can have a chance to get a card.(最初に取ったのは分かってるよ。でもアシスタントだから、他の子が取れるようにもう少し長く待って欲しいな)

素早くSmileにそう伝えましたが、明らかに納得していない様子で、しばらくは険しい表情のまま。

わたしも心苦しい気持ちはありましたが、そのままレッスンを続行。

終わった後の帰り道でSmileと少し話しました。Smileは どういう立場で、答えを分かっていても、他の子を優先しないといけない時がある、と。

悔しい思いをしただろうけれど、「手伝ってくれてありがとう」と言うと、誇らしげな表情で頷いたSmile。

レッスンを通して、他の子の面倒を見たり気にかけるということも、少しずつではありますが出来るようになってきたと感じます。たくましく育っています。


仕事の後のアイスは旨い!と言わんばかりの表情。

親参加型ということ

3歳11ヶ月。

Smileが親参加型のプリスクールに通うようになっていから もう2年半。

その間、本当に色んな親子との出会いと別れがありました。自分の国に戻る人たち、転勤で海外に行ってしまった人たち。幼稚園に進学するために卒業した子たち。そして新しく参加する人たち。

その度にプリスクールのカラーが変わり、あらたに個性が加わっていると感じます。

2年半、親参加型のプリスクールに関わってきて感じるのは、お母さんの数だけ、子育てに対する姿勢や信念が違うということ。

子どもたちへの接し方も、最初は皆んな それぞれ。

そのため、数回のワークショップに参加し、プリスクールで実際に子ども達と接する中で、お母さん同士が共通の意識を育んで行くことが求められます。

子どもの自立を促し、子どもたちが社会生活を円滑に過ごせるように、お母さんは干渉するのではなく 手助けする。これがプリスクールの根底にあると感じます。

でも、これが初めはなかなか難しかった。参加して間もない頃は、Smileも1歳7ヶ月。靴も上手に履けない頃でした。

皆んなで公園に行く時に、他の子の邪魔だからと、つい靴を履かせてしまっていたのですが、メインティーチャーが、子ども達が靴を履くまで 忍耐強く近くで見守っているのを見て、ハッとしました。

「まだ赤ちゃんだから」と、どれだけ自分が手出しをしていたか。それによって、Smileの成長過程を阻んでいたかもしれない、ということを反省しました。

それ以来、Smileが出来ないことは、ほんの少し手伝うだけで、自分で出来るようになるべくやらせるように。

今では、大体のことは自主的に動けるようになりましたが、これもプリスクールなくしては出来ませんでした。

でも、プリスクールの根底にある考え方に賛同できない お母さんも勿論います。

そばで見守ることを「自立を促す」と見るか、それとも「面倒をきちんと見ていない」と見るか、考え方が人それぞれで 本当に難しい。

ただ、こうした視点の違いも、お母さん同士の話し合いや 子ども達と接することを通して、親自身が成長していくのだなと感じます。

プリスクールへ向かう途中。”Are you on duty today?(今日はお当番?)”とわたしに聞くのが日課となりました。

楽してフォニックス

3歳11ヶ月。

英語を文単位で読むようになってから、この1ヶ月は少しずつフォニックスの難しいルールに取り組んでいます。

「ルールを教える」というのではなく、あくまでも空き時間に5分程度、遊びの延長でやっています。

わたしたちに合っているな、と思って取り入れたのが、AGOカード(エイゴカード)

UNOのような遊び方があるようですが、Smileとは、単純にカードをめくって、カードにある単語を読むという いたって簡単なルール。

2、3日置きに お出掛け先でカードを使って復習してきましたが、これだけでも大体のルールを覚えられたようです。


「お尻に”e”が来たら、母音は名前読みになり、お尻の”e”は読まない」とか、

「母音が2つ並んだら、2つ目の母音は読まずに最初の母音は名前読みになる」というルールが一目瞭然。


例外の読み方(2枚目の写真)も絵を見ながら 楽しく覚えられるようです。

AGOカード(フォニックス)には3レベルあり、Smileが今 使っているのはレベル2。

もう少ししたら レベル3に切り替えて 次の「読みの敏感期」が来るまで 気長に取り組んでいこうと思います。

感情の爆発

3歳11ヶ月。

今日はプリスクールのお当番でした。小さい子も入れて9人。

大きい子たちは慣れたもので、朝 公園に向かうときも自分で身支度をします。

人数が多いので、色違いの持ち手が着いているロープを使うのですが、

「さぁ、行こうか」というときに、女の子同士でもめ事があったようで、急にSmileが下を向いて黙り込んでしまいました。

2人の女の子が何やらSmileに話しかけると、Smileが泣きそうな顔でこちらを見て助けを求めてきました。

  • わたし:What’s wrong? I think you should talk with your friends not mommy.(どうしたの?お母さんじゃなくて、お友達と話したら?)
  • Smile: 《首を振って黙ったまま》
  • わたし:Can you use your words? Do you want to talk with them now before we go to the park?(言葉を使って。公園に行く前にお友達と話したい?)
  • Smile: 《耳がつんざくような声で》No!!!!(いや!)
  • わたし:Then can you hold the handle? We’re going to the park now.(それじゃあ、ロープを持って?公園に行くよ)
  • Smile: 《わたしを睨みつけ、さらに大きな声で》No!!!(いや!)
  • わたし:《Smileの両手を握り》Why are you yelling at mommy? Is it nice to yell like that?(どうしてお母さんに怒鳴るの?そんな風に怒鳴るのはいいこと?)
  • Smile: 《泣きながら首を横に振る》
  • わたし:Then can you not yell at me? If you’re upset, you can tell them how you feel, okay?(じゃあ、怒鳴らないで。もし怒ってるなら、お友達にそのこと話したら?)
  • Smile: 《黙って頷く》

今まで聞いたことのないような声で、わたしに怒鳴ったSmile。女の子たちの間で何があったのか詳しくは分かりませんが、Smileの気持ちが傷ついていたのは分かりました。

結局、機嫌が悪いままロープを持ち、公園に行くことに。公園では何事もなかったように皆んなと遊んでいたので、ホッとひと安心しました。

夜ご飯のときに、何があったのかを再度尋ねてみると、どうやら、一人の女の子と手を繋いで歩きたかったとのこと。

もしかしたら同い年の2人が特別 仲良くて、一つ年下の自分が仲間に入れないと感じたのかもしれません。

プリスクールでは、子ども同士のもめ事は、子ども同士で解決できるように、大人は手伝うときもありますが、基本は見守るだけ。母親のわたしも勉強の毎日です。

4歳まであと2週間ちょっと。乙女心は複雑です。

公園に着いてしばらくは 輪に入ろうとしなかったSmile。この後すぐ、自分から話しかけて輪に入っていました。

季節の感覚

3歳11ヶ月。

昼間は まだ陽射しが厳しいものの、夕方は秋を感じさせる風が吹き始めました。

そんな風を感じながら、今日2人で歩いていたときの会話です。

  • わたし:Nice breeze. It’s almost Fall.(風が気持ちいいね。もうすぐ秋だね)
  • Smile: Yes. It’s almost Fall! And the leaves are turning red, green, yellow…, right?(うん。もうすぐ秋だね。そしたら葉っぱが赤、緑、黄色になるんだよね?)
  • わたし:You’re right.(そうだね)
  • Smile: Look! It’s (they’re) already turning red!(見て!もう赤くなってるよ)

Smileがプリスクールで四季の本を作ったのは、3歳3ヶ月のとき(その時の記事)。

その時は、季節ごとの写真を切り抜き、画用紙に貼り付けていくという作業だったので、点と点で理解していただけかもしれません。

でも、それが感覚として身体でちゃんと覚えていた。ちゃんと点と点が線でつながったのだなぁ、と感心。

そして こうやって 一緒に四季を感じられるようになったSmileの成長も嬉しい。

日本の夏も もうすぐ終わり。この秋は どんなことを感じるのでしょうか。

IMG_5633-0

3歳3ヶ月のときに作った『四季の本』