多様性を感じられる動画

5歳4ヶ月。

Smile向けの動画ではなく、今わたしが気に入っている動画です。

昨年、ハワイ島へ行ったときに、機内で観て以来、夢中になっているテレビ番組で、

“Family Ingredients”というアメリカPBSの番組。

直訳すると「家族の材料」となりますが、「ソウルフード」のような意味でしょうか。

ハワイで生まれ育った、グルメ家で料理店主でもあるエド・ケネディが、ハワイ在住の人たちに会い、

材料から手に入れるところから始め、その人のソウルフードを一緒に辿るという番組。

タロイモで作るハワイの伝統食ポイから始まり、タヒチ料理のポワソクリュ、

日本人には馴染み深い みそ汁やソーキそばなども登場します。

数世代前に沖縄、タヒチ、プエルトリコ、カリフォルニアなどから移り住んできて、故郷のソウルフードを今でも守っているハワイの人たち。

そんな人たちのルーツを辿る旅をこちらも疑似体験している気持ちになります。

ハワイに住んでいた頃、その文化、食文化、人種が何て多様性に富んでいるのだろうと思いましたが、

やっとその片鱗を覗けた気がします。

下の画像をクリックするとエピソード1が観られます。

その他、全エピソードもPBSのサイトから観られます(PBSのウェブサイトはコチラ)。

Season 1: Episode 6は、ブルーノ・マーズの年子のお姉さんが出ているので必見です★

Smileがもう少し大きくなったら一緒に観たいなぁ。

ブログの整理

普段はこちらのブログでは、Smileへのバイリンガル育児の様子を書いていますが、気が付いたら、記事数も結構な量に。

このブログを「言語習得・英語教育」の観点で整理したいと思い、この度、アメブロの方でもブログを再開しました。

来年は、Smileも小学生。

それに伴い、子ども英語教育の仕事にも一層 力を入れていきたいと思っています。教室のこともアメブロに書いていく予定です。

アメブロは、より英語講師の視点でバイリンガル育児について書いていきますが、こちらでは引き続き Smileの日々の成長記録をつけていきたいと思います。

アメブロの方でもよろしくお願いいたします♪

 

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(上画像をクリックしてもブログを見れます)

 

 

開国とグローバル化

5歳3ヶ月。

週末は、両親とSmileと 伊豆の下田へ。

下田は初めてだったのですが、ハワイとは違う海の美しさに感動。日本の文化にも触れることができました。

今回、とても勉強になったのが、黒船ミュージアム

幕末時代、アメリカ海軍のペリー艦隊が下田に来航。

そして当時、鎖国政策を取っていた日本に対して、開国を要求し和親条約を締結。

…と ここまでは学校で習った覚えがありますが、実際 どんなやり取りがなされて、当時の日本人が どう反応したのか。

その当時の様子がとても詳しく分かります。

館内では45分の紹介映像もあり、Smileも一生懸命観ていました。

開国に至るまでの出来事を映像で観ていたら、「今も昔も、アメリカと日本の力関係は変わっていないなぁ」と複雑な気持ちに。

この美しい下田に、アメリカの軍艦が4隻。

身長も小柄だった日本人は、強そうな相撲力士を集めて、米俵を運ばせたりして アメリカ人に対して その強さを見せつけようとしたそうです。

たった160年ほど前の開国とグローバリゼーション。

ネイティヴ・アメリカンや、ネイティヴ・ハワイアンの文化も然り、

いい意味でも悪い意味でも その影響力は ものすごく大きい。

それによって生まれる文化、

消えゆく文化と言語。

バイリンガル育児をする身として、色々と考えさせられました。

有名なペリーの似顔絵の横で記念写真。

でも実はこれ、ペリー来航前に描かれたオランダ人の似顔絵という説も。

2018年の抱負

5歳3ヶ月。

新しい年を迎え、Smileも映画を観たり 本を読んだりしてのんびりと過ごしています。

来年はSmileもいよいよ小学生。早いもので あと一年ちょっとです。

今年のバイリンガル育児の抱負は、主に3つ。

  1. 本をたくさん読む
  2. 両言語で書く習慣をつける
  3. 日本の歴史に触れる

一つ目は、ここ数年、英書を読むことが減ってしまった わたしの目標でもあります。大学院時代は、理論や研究論文ばかりを読んでいて、軽い読み物はほぼ目にしていませんでした。

Smileが生まれてからも英書から遠ざかっていたので、今年はSmileに見習い わたしも英書を読む時間を増やそうと思っています。

そんな想いで年末、本屋に行って購入したのがこちら。

Grit: Why passion and resilience are the secrets to success(やり抜く力)”は、成功の鍵となるのは、才能よりも「粘り強く努力を続ける力」であって、その「やり抜く力」はどういうものなのかを研究した学術書。育児にも参考になりそうな内容です。

2冊目は、言語学者としても有名なチョムスキー著の本。

米国の持つ帝国主義的な権力について あらゆる側面から書かれていて目次を見ただけでも面白そうな内容です。

2番目の目標は、Smileの書く習慣。アルファベットも平仮名もある程度は覚えましたが、ドリル系はほとんどやってこなかったSmile。

ドリルはまだ本腰を入れて取り掛かるつもりはありませんが、日記を書いたり、文章を書いたり、日々の生活に「書く習慣」を入れていきたいと思います。

3番目の目標は、自分のルーツも含め、日本の歴史について少しずつ触れていきたいと思っています。

父が持っていた こちらの本に ひどく興味を持ち、家紋のページは食い入るように読んでいたSmile。

父方の先祖は会津藩。幕末に、会津藩主の松平容保が京都守護職に任ぜられたこともあり、父方のお墓は今も京都にあります。

自分のルーツを知り、それをきっかけに日本の歴史にも興味を持ってくれたらいいなぁ と思います。

多様性を受け入れる柔軟性だけでなく、日本人としてのアイデンティティもしっかり育って欲しい、改めて そう感じます。

ここから始まったバイリンガル育児

5歳0ヶ月。

先週末は、海外赴任で引っ越してしまったお友達が一時帰国したので、皆んなで集まりました。

全員はそろいませんでしたが、それでも5家族。

初めて皆んなと会ったのは、Smileが8ヶ月の時。まだ歩き出す前です(過去の記事『バイリンガル育児のきっかけ』)

皆んな それぞれ言語や文化背景は異なりますが、子どもが大きくなっても定期的に集まれるのはありがたいです。

当時はバイリンガル育児も本格的には始めておらず、Smileのためというよりも、

自分のモチベーション維持や環境づくりのために英語サークルに参加していたように思います。

サークル外でも、パン作り、ケーキ作り、手芸、体操、色んなワークショップに一緒に参加し、暇を見つけては一緒に集まって

離乳食の進み具合や 睡眠不足がつらいなどといった 育児の悩みなんかを共有していたように思います。

そんな皆んなと数ヶ月ぶりに会って、話題はやっぱり子どものこと。

インターナショナル・スクールに行かせるのか、英語の読み書きをどうするか、日本語はどうするか、そして海外移住(帰国)するか など。

Smileは この先も日本で、日本の学校に進みますが、皆んな 進路はそれぞれ。

ここから始まったバイリンガル育児。

英語と日本語の両言語で一緒に遊ぶ子ども達を見ていて、初めは寝んねの赤ちゃんばかりだったのになぁ と、何とも感慨深い気持ちになりました。

上は先週末の写真。弟くんたちも増え、今や大所帯。Smileは青のドレス。


Smileが1歳半のときのプレイデートの様子。わたしとSmileは右端です。

彼女たちの存在があったから、英語も育児の一環として感じられたのかもしれません。

英語教育とクリティカル・リテラシー

先月テレビで放送された、予備校講師の林先生による「早期英語教育は不要」という主張、

ここ最近 わたしの周りでも話題になっています。

いつも参考にさせてもらっているYoshieさんのブログに、とても分かり易くまとめられていて、

こちらを読むと、客観性をもって林先生の主張を読み取ることができます(Yoshieさんの記事)。

普段、テレビを ほとんど見ないので、他の方のブログを通して知り、YouTubeでその映像を見てみたのですが、

その主張内容も もちろんですが、情報の提示方法にも問題があると感じました。

林先生の主張は、

  1. 英語が得意な親ほど早期教育を否定」
  2. 「子どもに早期英語教育をやらせている東大出身の親に会ったことがない
  3. 「『親が(英語が)出来た』、『子供に(英語を)やらせる』は、見事な反比例関係である」
  4. ある有名な企業の採用基準では、英語が出来て仕事が出来ない人よりも、英語が出来なくて仕事もできない人の方を採用する」

大学院時代、第二言語習得理論と一緒に、Cricital Pedagogy(クリティカル・ペダゴジー:批判的教育学)という教育方法を学んでいのですが、

当時、教えていたクラスでも取り入れていたのが、critical literacy(クリティカル・リテラシー)を育てるアクティビティ。

クリティカル・リテラシーとは、メディアやテキストを通して発信される情報を、多角的かつ批判的に分析し、

文脈に隠された偏りや差別を読み取る力のこと。

その「読み取る」際に注目するのが、形容詞や副詞(副助詞)の使い方。

たとえば、”She picked up the book.(彼女はその本を拾い上げた)”という英文があったとします。

この場合、「彼女の行動」には善し悪しはなく、ただ描写されているだけです。

そこに”intentionally(意図的に)”という副詞を加え、

“She intentionally picked up the book(彼女は 意図的にその本を拾い上げた)”とします。

すると、途端に「彼女の行動」にある意味合いが加わり、

書き手は、「彼女は何か企んでいるのかな」と読み手に思わせることが出来ます。このように、形容詞や副詞を使い分けることで、情報を操作することが可能になってきます。

上の林先生の論点で言えば、以下のような表現です。

  1. 「〜ほど」という副助詞
  2. 「会ったことがない」(I have never met〜)という副詞
  3. 「見事な」という形容詞
  4. 「ある有名な」という形容詞

1〜3は、統計的なデータを示さずに「断定」しているのですが、副詞や形容詞のような表現を加えることで、情報があたかも事実であるかのように強調されています。

4は、「有名な」という表現を付けることで信憑性を持たせようとしているのですが、「ある」という表現から分かるように、数社からデータを取ったわけではなく、一社のみの情報。

こういった表現方法から、林先生の主張は、データによる裏付けが一切ないものだと すぐに分かります。

でもメディアを通して、それが発信されてしまうと、それが本当かのように捉われてしまう。

膨大な情報に囲まれる社会では、こういったクリティカル・リテラシーや、クリティカル・シンキングも必要だなぁと 改めて感じます。

“This is my ninja iPad.(わたしの忍者iPad)”と言いながら、お絵描きするSmile。一応、電源ボタンも左下にあります。

タブレットやパソコンをSmile一人で使うようになったら、クリティカル・リテラシーのような力も付けていかないとなぁ。

 

 

 

華やかな世界の裏

4歳10ヶ月。

船の上の生活も残り1日。

昨日は、オプショナルツアーで船内ツアーがあり、みんなで参加してきました。

わたしにとっても、Smileにとっても初めてのクルーズ旅行。

レストランでの食事や、至るところで催されるショーなど、何もかもが華やかな世界ですが、昨日は、その舞台裏を見せてもらうことに。

一番最初に案内されたのは、乗組員の方々の部屋。

乗客が普段通る場所は赤い絨毯が敷き詰めてありますが、

乗組員 専用のドアを開けると、そこからは別空間。通路も一気に狭くなり、オフホワイト一色の通路に 役職ごとに部屋が並んでいます。

船の世界は、階級制がとても厳しいらしく、職位によって、待遇や部屋割りや広さも決まってくるのだそう。

その後にも、キッチン裏、冷蔵室、洗濯室、乗組員用の娯楽室など、普段 見ることのできないところを見せてもらいました。

滞在中、SmileとSくんによくしてくれた、インド出身のウェイターの方によると、通常、乗組員は、9ヶ月間を船上で勤務し、休みは残りの2ヶ月程度。家族に会えるのもその期間だけだそう。

乗組員とは別に、舞台でパフォーマンスをする方々も、一旦 船に乗ったら、6ヶ月は船上での生活。

Smileには少し難しかったかもしれませんが、旅行中の楽しい時間の裏には、そんな風に働いている方たちがいる、というのを ちょっとでも感じてくれたようです。

今回のクルーズ旅行中、SmileとSくんが目一杯 甘えて、遊んでもらったのは、インド、インドネシア、フィリピン、韓国、中国の乗組員の方たち。

生活のため、自分の夢のため、みんな 様々な理由で 船で働いています。

彼らにとっての英語は、生きるために必要なコミュニケーションのツールであって、

日本の恵まれた環境で英語を学習することとは また違います。

バイリンガル育児をする意義を改めて考えさせられました。

英語を流暢に話して欲しいとか、国際的に活躍して欲しいとか、

そういうことよりも、こういう風に色んな国の人の人生と少しでも関わり、その時に感じたことを 大事にして欲しいと思います。

そして そういう機会をくれた両親に感謝。

インド出身のサガールさん。本当に子ども好き。布ナプキンでSmileの為に人形を作ってくれました。

部屋に戻ると、SmileとSくんが客室清掃の方にリクエストした 象と猿が。

夏休みの予定

4歳10ヶ月。

昨日から わたしも 2週間の夏休みに入りました。

今年は 旅行にお泊まり会、そしてわたしの講師研修合宿と 盛りだくさんな夏になりそうです。

そして明後日は、いよいよ姉と SmileのいとこのSくんがシアトルから一時帰国。

日本に2週間 滞在して、今度はハワイ島に引っ越します(姉のブログ 『ハワイへお引っ越し』)。

Smileと Sくんが楽しみにしているのは、数日後に控えたクルーズ旅行。

孫を連れて行きたいという、両親の粋な計らいで決まりました。

クルーズなんて わたしも初体験なので、ドキドキです。

Smileは、シアトルで買ったスーツケースを持っていくのだ、と意気揚々。

サマープログラムに参加できず肩を落としていたSmileですが、風邪も治り 気分は 旅行へ向けて上々です。

船内の言語は 基本的に英語で、プールなど子どもが喜びそうな施設も充実しているそうです。

3月は、喧嘩しながらも本当の姉弟のように仲が良かった2人(過去の記事『動的なバイリンガル育児』)。

今回も 2人のやり取りが楽しみです。


今年3月。シアトル・タコマ国際空港にて、買ったばかりのスーツケースを引くSmile。

4ヶ月ぶりの再会です。