年末からお正月にかけて、映画三昧だった我が家。お正月の締めは『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。
せっかくなので3Dで観てきました。
遂にこのシリーズが完結したという感じですね。
エピソード4が1977年に公開されてから実に42年!
思い返せば、スター・ウォーズシリーズは物心が付く前からの付き合い。
5歳半まで、父の駐在でアメリカに住んでいたのですが、旧三部作の最後の作品『エピソード6』は帰国前にアメリカの劇場で鑑賞。
エピソード4と5も、親がビデオを借りて何度も一緒に観た記憶があります。
吹き替えではなく、字幕もしくは英語で観ていたので、まだ6歳やそこらだったわたしは(英語も日々抜け落ちていく中)、当然、内容をあまり理解することもできず、なんとなく雰囲気を楽しむだけ。
それでもスター・ウォーズはわたしの中で強烈な記憶として残っていました。
物心が付いた後は、「典型的なアメリカ映画」として斜に構えて敬遠していた時期も長らくあったのですが、
2017年に『エピソード8:最後のジェダイ』をハワイの劇場で娘と一緒に観てから、何となく「また全部 観てみたいなぁ」なんてボンヤリ思うようになっていました。
そして今回、エピソード9が放映されるというのを知り、重い腰を上げて、娘と夫とで旧三部作のエピソード4からストーリーを総復習
今まで単なる宇宙戦争くらいにしか理解していなかったのを、ストーリーを改めて理解し、「へぇ、そういうことだったのかぁ!」なんて、フムフムと頷きながらふと横を見ると
わたしよりもスターウォーズに夢中になっている娘。
帰国当時のわたしと年齢も大して変わらないのに、その時のわたしよりも内容を理解し、映画を格段に楽しんでいる娘を見ていたら、何となく感慨深くなってしまいました。
40年前に両親が蒔いてきた種が、ここで花咲いているのか、と。
長い年月を経て、両親の映画館で映画を楽しむ
とか
洋画は(頑なに)字幕で観る
というこだわりが今こうやって生きているなぁと。
そう考えると、こうやってお気に入りの洋画を劇場で観るという、ちょっと贅沢とも言える習慣は、
娘にも何らかの形で受け継がれていくのかもしれないなぁ。
英語は英語で、日本語は日本語で楽しむ。
しかも幼少の頃の記憶でしかなかった『スター・ウォーズ』を、娘とタイムリーに楽しんでいる。
バイリンガル育児、やっていてよかったなぁと感じました。
そして当時、英語の環境を少しでも作ってくれていた両親に改めて感謝です
撒いた種はいつ どこで花咲くか分からないものですね。世代もまたぐかもしれない。
なんてことを考えた2020年のお正月でした。
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