5歳5ヶ月。
先日、友人に頼まれて、4歳の女の子にフォニックスを教えに行ってきました。
その友人は、幼少から最近までアメリカで生活していたので、第1言語は英語。でも友人の両親は日本人のため、日本語も普通に使います。
自分の子どもにも英語と日本語で話しかけていましたが、日本語の幼稚園に入ってからは、家でも日本語が強めになっているそうです。
そのため、英語でも読み書きができるようになって欲しいと、以前からフォニックス指導を頼まれていたのです。
SmileとEちゃんは、寝んねの頃からの友達。お互いに忙しくなり、会うのは数ヶ月ぶりでしたが、元々気の合う2人。
レッスン後、2人ともすぐに打ち解けていました。
そしてわたしたちの話題は、共通の、オーストラリア人の友人Sさんのことに。Sさんの子どもも4歳で、Smileも赤ちゃんの頃から知っています。
興味深いのが、Sさんは小学校に入るまでは、読み書きをきっちり教えるのは不必要と考えているところ。
structure(構造)を教えてしまったら、創造性・想像性が損なわれると考えているのです。
低年齢のうちは、描きたいように線を描き、読むのに必要なルールも教える必要はない、と。
うんうん、確かにそうだ、と納得。
Smileは、たまたま文字に対して敏感なところがあったので、読みのに導入は早かったですが、友人の考え方にも とても共感します。
まだ鉛筆もきちんと持てないうちからドリルをさせたり、
文字に興味を持たないうちから 読ませる練習をするのは やはり わたしも少し抵抗があるな、と。
「ルール」を教えるということは、「枠」にはめることでもあると考えているからです。
低年齢でなくても、表現する楽しさを経験する前に、「こうして書(描)かなければいけない」というルールを教えることは、
その子の自由な発想や、創造性に少なからず影響を与えると考えています(過去の記事『ライティングの型を教えるタイミング』)。
Smileにスペルを聞かれることも増えましたが、今はまだ、「まずは好きなように書いて」と言っています。
3ヶ月のベビーちゃんの頃からの 付き合い。気の置けない友人の一人です。
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