インプットとしての動画

言語習得・英語教育

4歳10ヶ月。

久しぶりにSmileが発熱して、楽しみにしていたサマープログラムは 一日だけお休みして自宅で休んでいます。

熱も落ち着いたので、Smileのリクエストで借りた”The Little Prince(リトルプリンス 星の王子さまと私)”を観ているところです。

映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』予告編(字幕版)

インプットとしては、少し難しいですが、小さい女の子が主人公ということで、Smileにも理解できる台詞が6割ちょっと、という感じでしょうか。

最近は動画のレベルをそこまで考えなくなりましたが、Smileが赤ちゃんのときは 動画選びには気を遣っていました。

Smileが1歳の頃、動画として観ていたのは、主に二つ。

DWE(ディズニー英語システム)のサンプルDVDと

Mommy & Me: Playgroup Favorites(ママ&ベビー プレイグループ)”のDVD。

Mommy & Me“は、アメリカのプレイグループの様子を映像化したもので、お母さんやお父さんが子どもと一緒に歌ったり動いたりしています。

近所の英語プレイグループは、隔週だったので、家でも同じようなことをしたいという思いで購入しました。

Mommy and Me Playgroup Favorites – The Wheels on the Buss

他にも赤ちゃん向けの動画はたくさんあると思いますが、当時は この二つを繰り返し観ていました。

この二つの動画に共通するのは、どちらも歌がメインになっていて、

映像を観せなくても、日常的に わたしとSmileで歌ったり、動いたりできること。

つまり 動画で観た内容を、わたしとのインタラクションを通して 定着させることができたのです。

以前、インプットは、相手にとって理解可能なレベルであって、インプットに「気付く」ように繰り返し与えられなければならない、と書きました(過去の記事『意味のあるインプット』)。

年齢が高くなれば、同じものばかりだと飽きてしまうこともあるかと思いますが、子どもが幼ければ幼いほど、繰り返しの要素は重要と考えています。

繰り返し同じ音を聴くことで、その情報の文法要素に気付き、内在化しやすくなるからです。

赤ちゃんであれば、毎日 同じ歌を一緒に歌ってもいいと思います。

DWEのサンプルDVDにいたっては、Smileが好きで観すぎて、傷が入り、プレーヤーで読み取れなくなるほど。

初めは手を叩いたり、身体が揺れるだけでしたが、この頃から、動画を描写するような発話も出始めました。


近所の英語プレイグループで会った お友達とは今でも仲良し。

出会った頃、Smileは8ヶ月。お友達は3ヶ月のベビーちゃんでした。

コメント

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