4歳9ヶ月。
先日、偶然 図書館で見つけた “This Is My Dollhouse(わたしの人形の家)”という絵本。
何気なしに借りたものの、なんともこれが面白い。大人のわたしも、子どもの頃を思い出して ワクワクと胸が踊るような内容。
主人公の女の子が、自分の人形の家を紹介するところから お話は始まります。
主人公の女の子は、段ボールで人形の家を作ります。
クマのぬいぐるみは お父さん。女の子のぬいぐるみは お母さん。ネズミのぬいぐるみは おばあちゃん。
空き箱を使って作ったテレビ、じゅうたんをほんの少し 切り取って作ったラグ、積み木にコンロを描いて作ったオーブン。
手作りの人形の家には、エレベーターもあるし、屋根にはプールもあります。
女の子の想像力でいっぱいの人形の家は、女の子にとって自慢の家。
お友達のソフィも人形の家を持っていますが、ソフィの家はお店で買ったものです。
完璧そのもののソフィの人形の家には、プラスチック製の冷蔵庫もあるし、かっこいいソファもあります。
ソフィは、きっと自分の人形の家を気に入ってくれるはずがない、そう女の子は思います。
そして女の子の家にソフィが遊びに来ます。女の子は人形の家を毛布で隠しますが、ソフィに見つかってしまいます。
そして2人で遊ぶことになるのですが・・・。
とにかく最初から最後まで、子どもの想像力に、こちらがワクワクしてしまうような絵本です。
作者ジゼル・ポター氏の絵も、色鮮やかで見入ってしまう美しさ。
読み終わったあと、”Which dollhouse do you like better?(どっちの人形の家が好き?)”とSmileに聞くと、
女の子の人形の家を指して、”This one! Hers is beautiful.(こっち!女の子の人形の家は きれい)”とSmile。
2人して絵本の世界に入り込んでしまった時間でした。
この絵本を元に、実際に人形の家を段ボールで作ってしまった子の動画がこちら。
こちらの動画も 楽しくて つい見入ってしまいます。いつか こんな人形の家をSmileと作ってみたいなぁ。
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