4歳1ヶ月。
今日はプリスクールのお当番の日。
子ども8人でしたが、プリスクールにあまり慣れていない子が半数だったので、いつもよりエネルギーを使いました。
Kちゃんは、もうすぐ3歳ですが、最近入った女の子。久しぶりにプリスクールに来て、しかもドロップオフだったので 手がつけられないほどの大泣き。
「やだー!かえりたいー!」と大泣きで叫びながら、ドアの側から離れようとしません。そして大泣きすること30分近く。
もう諦めかけていた頃に やっと進展がありました。きっかけはSmile。
- Kちゃん:《泣きながら》かえりたいー!
- わたし:でもね、お母さんたちは ここに迎えにくるんだよ。おうちに帰っても誰もいないよ?
- Kちゃん:いいのー!かえりたいのー!
- わたし:これからね、公園に行くから靴履こう?
- Kちゃん:やだー!行かないー!ママと行くー!
- わたし:ママは後でお迎えに来るよ。じゃあさ、誰と手を繋ぐ?わたしか、先生か、Smileか。誰と手を繋ぐ?Kちゃん、選んで?
- Kちゃん:《一瞬、泣き止み》Smileちゃん….
- わたし:うん、わかった。じゃあ、靴履こうか。
- Kちゃん:《靴を履く》
靴を履いているSmileに向かって、
- わたし:Smile, can you hold K-chan’s hand?(Smile、Kちゃんと手を繋げる?)
- Smile: Okay. But I want to hold hands with you.(うん。でもお母さんと手を繋ぎたい)
- わたし:I know, but can you hold her hand and make sure she’s not feeling sad?(うん、そうだよね。でもKちゃんと手を繋いで、Kちゃんが悲しくならないようにできる?)
- Smile: Why?(どうして?)
- わたし:Because she misses her mommy. Can you be her big sister today and make sure she’s not playing alone at the park?(お母さんがいなくて寂しいからだよ。お姉ちゃんになって、Kちゃんが寂しくないように一緒に公園で遊べる?)
- Smile: Okay!(分かった!)
そう言うとSmileは、”We’re the leaders!(わたしたちがリーダーね!)”と言って、
Kちゃんの手を取り、一緒に公園まで歩いてくれました。
Kちゃんも、さっきまでの大泣きが嘘のように明るい表情に。公園でも何事もなかったかのように遊んでいたので、わたしも ひと安心。
以前、縦割りの良さについて書きましたが、本当だったら年少の歳であるSmileが こうやって 年下のお友達を思いやる機会があるのは、本当にありがたい限り(過去の記事『縦割りの良さ』)。
Smileも ついこの間まで年上のお姉ちゃんに 優しくしてもらっていた側。そのお姉ちゃんが卒業してからは、Smileが年上グループです。
「ちょっとずつ 年下の子を思いやれるような お姉ちゃんになってきたのかな?」と、Smileの成長を感じた日でした。
Kちゃんと一緒に砂場で遊ぶSmile。子ども同士の会話は そんなにありませんでしたが、子どもなりの世界があったようです。
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