身近なところで異文化理解

6歳2ヶ月。

以前より欲しくて、Amazon USAで注文した絵本2冊が昨日ついに手元に来ました。

ハワイにいる姉のところに届けてもらったのですが、もう1人の姉が旅行でハワイに行ったので、持って帰ってきてもらいました。

買ったのはこちらの2冊。

The Girl Who Thought in Pictures: The Story of Dr. Temple Grandin (Amazing Scientists)

The Girl Who Thought in Pictures: The Story of Dr. Temple Grandin

The Girl With a Mind for Math: The Story of Raye Montague (Amazing Scientists)
The Girl With a Mind for Math: The Story of Raye Montague

2冊とも、特別な才能を持った女性のお話です。1冊目はアメリカの動物学者であるテンプル・グランディンさんの幼少の頃のお話。

テンプルさんは、自閉症を抱えていたことから、「周りと違う」として苛められたり、苦しい経験をしたそうです。

でもテンプルさんは、「人と違う考え方」をする女の子だったというだけ。テンプルさんの観察力を受け入れていたお母さんのお陰で、テンプルさんは自分の能力を生かす仕事に出会います。

2冊目は、アメリカ海軍の船舶工学者 レイ・モンタギューさんのお話。黒人女性では初の船舶工学者となったのですが、

幼少の頃はとても優秀だったにも関わらず、黒人であるということと女性であるということから、白人の人と平等には教育を受けられませんでした。

それでもコツコツと努力し続け、船舶の設計をするまでのビッグチャンスを手に入れたそうです。

Smileは2冊ともとても気に入ったようです。自分と同じ年頃の女の子が登場するということとも共感を覚えたのかもしれません。

今回、この2冊を買ったのは、2人の成功話について知って欲しかったからではありません。

この2人が、「周りと違う」ということで苦しい思いをしたにも関わらず、自分の軸を持ち、前に進み続けるという たくましさを持っていたから。

娘へのバイリンガル育児では、多様性を受け入れる柔軟性を大切にしてきたと何度も書いてきましたが、

こういった、「人と少し違う存在」として扱われて生きてきた人の人生を知るのは とても貴重だと感じます。

日本では、「異文化理解」というと、外国について知ったり、外国人と交流するイメージがあるように感じますが、それだけが異文化理解ではありません。

「自分と異質の存在」や「自分とは異なる文化や考え方」について知ることも異文化理解だと考えています。

それは、人種や国に限らず、身体的な障害を持った人、自閉症を抱えた人、その他のSmileの周りにいる、「自分とは少し違う人」を理解することも異文化理解。

「自分とは違う」相手のことを理解し、認められるようになるには、もちろん日々の経験も大事ですが、こういった絵本もとても役立つと考えています。

絵本の最後に、テンプルさんからのメッセージ。一番最後のメッセージが心に響きます。

Keep learning, especially from your mistakes.

(学び続けなさい。失敗した経験から学ぶのです。)