フォニックス・ルールは忘れる?

5歳1ヶ月。

Smileにアルファベットの音を教え始めたのは2歳10ヶ月ごろ。フォニックス・ソングや色んなゲームを通して教えました(過去の記事『理にかなっている音』)。

3歳になった頃にアルファベットの名前(エー・ビー・シー)と音(ア・ブ・ク・ド)が一致。

それでも自力読みの取組みはまだ先でいいと のんびり構えていた頃に、 On Mom’s Lapの自力読みワークショップに参加(過去の記事『自力読みに向けて』)。

それから 重い腰を上げてフォニックスの取組みを本格的に始めました。

アルファベットの音がしっかり入っていたからか、一ヶ月ほどで3文字を読み始めました(過去の記事『記念すべき』)。

3文字がしっかり読めるようになってからは、フォニックス・ルールに並行して、サイト・ワード(一目で理解すべき言葉)も入れていきました。

あれから2年弱になりますが、4歳を過ぎてからSmileを見て思うのは、「フォニックス・ルールを忘れている」ということ。

自動車の運転と同じで、運転の仕方を習ったあとは、運転に慣れるに従って 「理屈」は忘れて運転方法を体得してしまう感じでしょうか。

もちろん読めない言葉もたくさんありますが、それ以外は自然に読めるようになっている感じです。

読むきっかけとしては、特に低年齢であればフォニックス・ルールは効果的だと思いますが、いったん読めるようになれば、ルールは忘れてしまうようです。

わたしの周りの英語ネイティヴの友達にも、フォニックス・ルールを説明しても「昔、確かに習った記憶があるけど、どういうルールか忘れた」という人が多いです。

フォニックスを教える立場としても、ルールを覚えて、ある程度スムーズに読めるようになれば、ルールにこだわる必要はないと思っています。

もちろん、読み始めるきっかけとしてルールはとても大事。例えば、

The cat is on the mat.

という文章を、”The    c-a-t    i-z   o-n   the   m-a-t.”という速度で読んでいる間は、フォニックス・ルールはまだまだ必要な時期(”the”はサイト・ワードとして教えます)。

でも、上の文をスラスラ読めるようになり、2文、3文以上でも難なく読める段階に入れば、読めない単語が出て来る度に フォニックス・ルールに戻って教える必要はありません。

流れを止めるよりも、文章の理解力や どんどん読み進めるモチベーションを保つ方が大事だからです。

下の動画は、ペンギン・リーダーの”Mummies(ミイラ)”を読んでいるSmile。

上の写真、下から5行目の”raisin(レーズン)”という単語。二重母音のルールを教えていたときは読めていたと思います。

でも動画では、ルールを忘れているからか読めていません。

全体の文脈から単語を読んでいて(ホール・ランゲージ:whole language)、一文字一文字を見ているわけではないからです(フォニックス読み)。

フォニックス・ルール、Smileを見ていても、生徒さんを観察していても奥が深く非常に面白い。

 

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