日本語の美しさ

4歳8ヶ月。

数日前、「寝る前に読む本を選んで」とSmileに言ったら、

  • Smile: マミーが好きなお話がいい
  • わたし: どれ?
  • Smile: 子どものとき読んでたやつ
  • わたし: 『銀のくじゃく』?
  • Smile: うん

銀のくじゃく』は、わたしが小学1年生のときに お友達から もらった本で、7つの短いお話が入っています。

7歳のわたしには 少し難しい本でしたが、作者の安房直子さんの描く 美しく 儚い世界に魅了され、もう何回 読んだか分からないほど。

中学、高校、大学、大学院、社会人時代、Smileを産んでから…。どんなときも 手元に置き、思い出したら 読む本。

短編集の中でも お気に入りは、『銀のくじゃく』。

幼い弟と暮らす貧しい機織りが、ひょんなことから、弟と離れて 森の奥の塔で  みどり色のクジャクの旗を織るというお話。

機織りが連れてこられた塔には、4人のお姫様と、老人が1人。

「みどり色のクジャクを織ってほしい」と老人に頼まれた機織り。

でもお姫様に頼まれたのは、銀のくじゃく。

「銀のくじゃくなんて いるのだろうか」と戸惑いながらも、機織りは段々と幻の銀のクジャクに心惹かれていきます。

そして旗が出来上がったとき…

というお話。当時は 読めない漢字もたくさんありましたが、そんなのは気にならないほど、この世界に夢中になりました。

Smileが1歳未満のとき、寝かしつけながら横で読むことが何度かあったのですが、

不思議なことに、まだ言葉も話さない年齢なのに静かに聞き入って、すんなり寝てくれることが多かったのです。

バイリンガル育児を始めて、英語の絵本もたくさん読んできましたが、日本語の表現の美しさや奥深さも分かって欲しくて、

3ヶ月の頃から日本語の絵本にも たくさん触れさせてきました(過去の記事『ぶっくくらぶ』)。

そんなSmileが、 わたしが大好きだった本を気に入ってくれて、なんとも感慨深い。

日本にいながらのバイリンガル育児。だからこそ日本語を大切にしたい。

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