言語習得 と 臨界期

4歳7ヶ月。

月曜日は2週間ぶりのフランス語のレッスンでした。

Smileは週に1回。わたしは隔週でフランス語のレッスンです。

たった1時間ですが、毎回、レッスン後に感じるのが、脳みそがショートする程の疲労感。

新しい情報をなかなか脳が受け付けてくれません。

それに比べてSmileは、オールフレンチでも何の苦もなく レッスンを楽しんでいる。なんて柔軟な脳なんだろう、と感心します。

 

言語習得には、臨界期(critical period/ sensitive period)と呼ばれる言語習得に適切な時期があり、

ある年齢に達したら、言語の習得が難しくなるという仮説があります。

英語教育にも この説が多く用いられているのではないでしょうか。

「臨界期を過ぎる前に英語学習を始めよう」「ある年齢に達してしまってからでは遅い」

小学校の英語必修化の動きには、そんな風潮すらあると感じます。

確かに、大人になってから第二言語学習を始めた人は、第一言語 習得者あるいは早期に第二言語を習得した人に比べて、一般的に到達度が低く、個人差も大きいそうです(Ortega 2009)。

ただ、第二言語習得における臨界期仮説は、研究結果を一般化するには決定的な裏付けがないとも言われています。

そのため「臨界期」という言葉にとらわれ、焦ったり落胆するのではなく、一つの目安と考えると良いのかな、と。

さんごまみぃさんが、いろいろなバイリンガルについて書いていました。

言語はいくつになっても学び続けるもの。

言語をつかっていつまでも学び続けるもの。

わたしのフランス語学習は まだ始まったばかり。臨界期を とうに過ぎてしまったから習得は無理、なのではなく、

子どもと大人とでは言語習得の過程が違う。だからアプローチの仕方を変えてみる。そんな風に楽しみながら 学び続けたい。

Smileの第二言語、第三言語学習の様子は、いろんな気付きをもたらしてくれます。

プリスクールの帰り道。工作の時間に作ったヘンテコな物を両手に持ち、首から下げ、忙しいSmile。

臨界期を意識するならば、知識を詰め込むのではなく、この時期にしか培うことのできない感性や感受性を大切にしたい。

【参考文献】

Ortega, L (2009) Understanding Second Language Acquisition. London: Hodder Education

 

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