ひらめく子に育つには

4歳3ヶ月。

少し前、おうち英語仲間に教えてもらって目にしたインターネット記事。

How to Raise a Creative Child. Step One: Back Off“(創造性豊かな子どもを育てる方法。その1。(親は)引っ込んでて)

ちょっと衝撃的なタイトルですが、なんとなく分かるな、と。

この記事は、神童と言われる子どもでも、上達すべく日々の特訓に追われてしまい、周りに認められたいという感情でうごくようになる。

そして、その分野では 秀でるけれど、独創性は失ってしまう、という見解。

確かに、日々の練習で上達する、というのはあります。だけれど その練習が義務的であったら、その練習の影響で その子の「ひらめく」力は失われてしまう可能性もある、としています。

天才的に才能を発揮している人は、必ずしも小さい頃から 練習ばかりしてこなかった、ということ。

では、才能を開花させている人たちの親は何をしてきたか。

子どもに強いて何かをさせるのではなく、子どもの好奇心を育み、自主的に「やりたい」と思う気持ちを育て、そのことに喜びを見出せるように応援した、と。

そして 子どもに 「自ら考えさせ、行動させる」よう促す。

わたしも 日々 Smileと接する中で 何もかも与えすぎたり、義務的に何かをさせないように気を付けています。

でも、Smileに「ピアノを習いたい」と言われ、始めたピアノ。週に1回とは言え、毎回 新しい曲が課題になるので、毎日 練習しないと追いつかない状態。

ある日、Smileに言われた一言で、ピアノの練習が義務になりかけていることに気が付きました。

「ピアノ、楽しい?」と聞くと、「うん。でも結構 大変だね」とSmile。

毎日の 10分でもSmileには負担になっていたかもしれない と、それからは練習は 出来る日だけにしました。

「出来る日」、と言うのは、わたしもSmileも疲れていなくて、Smileが意欲を示しているとき。

そのため、1週間に一日だけの時もあります。

そうしたら、Smileの様子に変化が。

何回 弾いても覚えられなかった指の順番を、いつの間にか覚えている。

練習しない間、「ドレミ」で歌ったりして 自分なりに消化したようなのです。

何においても 義務的にさせるのではなく、Smileがやりたいことをサポートしたい。

枠組みを作って ガチガチにせず、子どもならではの独創性を壊さないようにしたい。

改めて そう感じた記事でした。

まだ書くドリルは ほとんど やっていないSmile。でも「書きたい気持ち」は強いようです。

沖縄のホテルでも、”This is my work.(わたしの仕事なの)”と一心不乱に書いていたメモ。

人種って なんだろう

4歳3ヶ月。

先週のこと。Smileと電車に乗っていたら、向かいに中国語らしき言葉を話している家族が座っていました。

その会話をしばらく聞いていたSmileが、

  • Smile: What language are they speaking?(あの人たちは何語を話しているの?)
  • わたし:Maybe Chinese?(中国語かな)
  • Smile: They look like Japanese. Why?(日本人に見えるね。なんで?)
  • わたし:Hmm…That’s a good question. I think some people from Asian countries have some features in common.(いい質問だね。アジアの国の人は共通した特徴があるのかな)
  • Smile: I want to learn how to speak Chinese.(中国語 習いたい)

正直、とても答えに困りました。「アジア人」というのも一つの概念に過ぎず、ひとくくりにしたくありませんでした。文化的にも多種多様で、どこまでがアジア人かも明確ではないから。

このとき、民族や人種のことについて どのように説明したらいいのか 頭の中はグルグル。

でも、最後にSmileに言われた言葉で、「あ、そうだった。そうだよね」と納得。

純粋に、「日本語や英語とは響きの違う、中国語を話してみたい」というSmileの動機。

人種や民族、あるいは見た目の説明は 重要ではなかったな、とハッとしました。

わたし自身、違和感を感じながらも、便宜上「アジア人」とか「欧米人」など使うときがあります。

でも、それはあくまでも概念的な言葉。

日本人に見えても、その人のアイデンティティは「日本人」ではないかもれない。

反対に、日本人なのに、日本人に見られない人もいる。

出来る限り、見た目でレッテルを貼って一般化してほしくないな、と。

日々の会話が複雑になり、日本語でも英語でも 簡単に返事できないなぁと改めて思いました。


もうすぐ中国語圏に引っ越してしまうお友達とプレイデート納め。そのこともあって、中国語を学びたいと思ったのかもしれません。

インターではない プリスクール

4歳3ヶ月。

Smileがプリスクールに通っていると言うと、「インターナショナル・スクールなの?」と よく聞かれます。

そうすると、説明が長くなるので答えに なかなか困ります。

今 通っているプリスクールの特徴を簡単に箇条書きにすると、こんな感じになります。

  1. 親参加型である
  2. モンテッソーリのカリキュラムを組んでいる
  3. 多国籍である
  4. 使用言語は、日英 両言語
  5. 英語の上達が目的ではない

【1.親参加型である】

預ける日数のうち、三分の一は、お母さんもメインティーチャーと一緒に「先生」として子どもたちの面倒をみます。

朝9時から2時まで、公園での外遊びから、モンテッソーリのお仕事、クラフトなど、全て一緒にやります。

残りの三分の二は、drop off(預ける)できて、その日は他のお当番のお母さんが みてくれます。

そのため、プリスクールの方針を理解し、お母さん同士 信頼関係を築くことも必要となります。

【2.モンテッソーリのカリキュラム】

子ども達が3歳になる少し前から、モンテッソーリのお仕事が始まります。

感覚教育、言語教育、算数教育、文化教育を子ども達にしていきます。子どもの発育に合わせてカリキュラムが作られているので、一人一人、内容が異なります。

そのため、お当番のお母さんは、その日に担当する子どもの教育内容を勉強しておかないといけません。

【3.多国籍である】

日本人もいますが、両親がアメリカ人、お父さんがアメリカ人、お母さんがスウェーデン人など、文化・言語背景が異なる子どもが集まっています。

【4.使用言語は、日本語と英語】

日本語を話さない子に対しては、英語で接することが多いですが、英語の発話がまだない子どもに対しては、両言語を使います。

子ども達も、相手や遊ぶ時間帯によって、英語と日本語を使い分けているという感じです。

【5.英語の上達が目的ではない】

このプリスクールが作られたのは、もともと「お母さんが育児を一人で抱え込まずに、村全体で子ども達を育てたい」というメインティーチャーの想いから(過去の記事『Cooperative Preschoolとの出会い』)。

言語習得が目的ではなく、子どもの自立を促し、社会性を育てることの方が重要視されます。

そのため、英語を意識的に使うということは特にしません。

英語を話さない子どもに対しては、プリスクールでの生活に慣れてもらうように、意識して英語で接する時間もありますが、注意したり、叱ったりする時は、まずは日本語で。その子と向き合うことの方が大切だからです。そして、徐々に英語を増やしていくという感じです。

【インターとは少し異なる】

こういう点で、Smileのプリスクールは、インターナショナル・プリスクールとは少し違います。

もちろん、Smileの英語が安定したのは、プリスクールの影響も少しはあります。でも通っている日数は、2歳までは週1回、3歳までは週2回、今も週3回。

プリスクールに行っても、一日 日本語で過ごす日もあるので、実際に英語に触れている時間は そこまで多くありません。

母親の負担も大きいです。それでも プリスクールに通いたいと思うのは、Smileのためだけでなく、親として学ぶべき点が多いから。

モンテッソーリの考え方に触れ、色んな育児への考え方を知り、色んな子どもと接する中で、Smileへの接し方を知る。

そういう意味で、母親である わたしがSmileと どう接したらいいかを学ぶ場でもあるのかな、と感じます。

 

来年から幼稚園に行くお友達の お別れパーティ。この日は 日本語の日でした。

クリスマスプレゼントは

4歳3ヶ月。

クリスマスプレゼント。年々 選ぶのが難しくなってきました。

去年は、 サンタさんから『ドックはおもちゃドクター』のお医者さんごっこセットでした(過去の記事『嘘っこ注射器』)。

今年は何が欲しいかな、と少し前に聞いてみたところ 無理難題が。

  • わたし: What do you want for Christmas?(クリスマスは何が欲しいの?)
  • Smile: Um…a baby sister and a puppy!(えーと、妹と子犬!)
  • わたし: A baby sister and a puppy?! Hmm…It might be a little difficult for Santa to bring you what you want.(妹と子犬?!うーん、サンタさんには ちょっと難しいかもね)
  • Smile: 《残念そうに》Oh….How about a baby doll?(お人形の赤ちゃんは?)
  • わたし: A baby doll?(お人形の赤ちゃん?)
  • Smile: Yep! I want a baby doll!(うん!赤ちゃんのお人形が欲しい!)

ということで、サンタさんからのクリスマスのプレゼント1つ目は、『ぽぽちゃん』。

2つ目は、お化粧道具セット。数週間前にキッザニアに行った際、メイクアップ・アーティストになりたがっていたSmile。

待ち時間が長くて 断念してしまったけど 最後まで やりたがっていたので これに決定。

「お化粧しなくても そのままが可愛いよ」と言い続けて1年以上。でもSmileの お化粧への憧れに根負け。

わたしと夫からは、フェルトバッグの手作りキットとブーツ。

家族や友達からも 絵本や辞典、おもちゃのトランペットなど 貰って大興奮のSmileでした。

本人が欲しいものと、親があげたいもの。

その妥協点を見つけるのが 年々 難しくなってきました。

バッグの手作りキットは、プリスクールでも 裁縫が始まるので、その練習も兼ねて。

妹のように可愛がるSmile。


この箱を見たときの Smileの歓声、録っておきたかったほど。よほど嬉しかったようです。

バイリンガル育児を始めるにあたり気を遣ったこと

4歳2ヶ月。

バイリンガル育児を初めたのは、Smileが1歳7ヶ月のとき。今から2年半前です。

ちょうど「発話(日本語)が増えてきたなぁ」という時期でした。

英語の発話が出るまでは、緩いOPOL(One Parent/Person One Language)で、家では9割を英語したのですが、

日本語の発話も安定する前だったので、3ヶ月ほどで英語優勢に(過去の記事: 『OPOL』)。

そして 一番 気を遣ったのが この英語優勢になったあたり。

日本語と英語の切替が ちゃんと出来るまで、英語に偏りすぎないようにしたのです。

1歳過ぎから3歳あたりは 言語成長が著しく、どちらかの言語に偏りすぎると、後から もう片方の言語が追いつくのは大変、というのと

幼稚園には行かずに 親参加型のプリスクールに通うという選択肢が頭にあったため、比較的 英語に囲まれる時間の方が長くなりそうだ、 ということがあったから。

2歳になりたての頃は、所構わず 英語が出てしまうことが多かったので、日本語環境なのにSmileに英語で話しかけられたら 日本語で言い直させていました(過去の記事:『公共の場でも英語?』)。

日本語環境では きちんとした日本語で話せるようになってもらいたかったからです。

「日本語環境」というのは、主に英語を話さない人が会話に加わっているとき。

お正月や お盆など親戚同士で集まるときは 特に気を遣いました。

初めは、「おうちでは英語なのに、どうして?」という風に 困惑した感じもありましたが、Smileもすぐ慣れました。

3歳になってからは 相手や環境によって言語を使い分けることも上手になりましたが、

今は ぐんぐん日本語が伸びている時期。日によっても日本語と英語の割合が変わります。

それによって わたしも英語を多くしたり 日本語を多くしたり。

程よい さじ加減を考えながら、といった具合です。

これからのこと。

これから変わる可能性もありますが、今のところ Smileの母語(小さいときに身につける言語)は 日本語だけでなく英語も少し含まれるのかな という印象。

でも母国語(公用語)は日本語。

そのため日本語優勢で、 それを英語が遅れて追いかける感じで さじ加減を探していきたいと思います。

初めての沖縄で 予想以上に滞在を楽しんだSmile。

コーヒーが繋ぐ出会い

4歳2ヶ月。

今、両親とSmileとで沖縄に来ています。

わたしもSmileも沖縄は初めて。今回は本島だけの滞在でしたが、Smileは十二分に楽しめたようです。

そして、合間を縫って とっても行きたかった場所へ行けました。

それは 沖縄市内にあるコーヒーショップ。

Smileがまだ2歳頃、よく行っていたコーヒーショップで働いていたご夫婦が

沖縄に戻って経営しているお店です(関連記事:『愛すべきコーヒーの人たち』)。

一年前、東京を離れて沖縄に戻ってしまって以来、ずっと会いたかった人たちです。

Kyanちゃんが作る お菓子はどれも、口にすると幸せな気分になる。そんな味。

久しぶりに口にするKyanちゃんのケーキは やっぱり繊細で優しい。一年前と変わらない味でした。

そしてコーヒーも、東京で飲んでいたときと変わらぬ香りと美味しさ。

お二人のお店で自由に遊ぶ回るSmileを見て

離れていても こうやってまた繋がれるのは幸せだなぁ、と改めて感じました。

コーヒーから始まった繋がり。こうやって、東京に限らず、繋がりが広がっていくのが嬉しい。

2歳前から いつも持ち歩いている犬のぬいぐるみも一緒に。「まだ わんちゃん持ってる?」とKyanちゃんに聞かれ、得意げにリュックから取り出すSmile。

【珈琲専科loop】

沖縄県沖縄市山内2ー15ー5

@coffeesenka.loop

yet、still とalready

4歳2ヶ月。

ここのところ、Smileと話していて「おや、まただ」という言葉の間違いがあります。

それは”yet, still, already”の使い分け。

“already”は比較的 ちゃんと使えますが、”yet”と”still”は あまりよく分かっていないようです。

数日前は、割れた急須の蓋を直していたら

  • Smile: Why are you using it yet?(どうしてまだ使うの?)
  • わたし:Why are we still using this?(どうしてまだ使うか?)
  • Smile: Why are we still using it?(どうしてまだ使うの?)
  • わたし:Because if we fix it, we can still use it.(直せば、まだ使えるからだよ)

Smile自身、”Not yet(まだ)”をよく使うので、それから何となくovergeneralization(言語ルールを誤って適用範囲外にも当てはめてしまうこと)をしているのかな、と(過去の記事:『言語発達の順序と間違い』)。

“yet”も”still”も”already”も、「まだ」とか「もう」という意味になるけれど、それぞれ概念が少しずつ異なるのでSmileにはまだ難しいのかもしれません。

たとえば、”She’s not here yet.(彼女はまだここに来てません)”の場合は、

予期していることが「まだ起きてない状態」。

“She’s still here.(彼女はまだここにいます)”の場合は、

継続して その状態が「まだ続いていること」。

“She’s already here(彼女はすでにここにいます)”の場合は、

ある時点までに「すでに起きたこと」。

疑問文のときや 否定文のときは意味が変わるとか 文脈によって意味が変わるとか、他の表現に比べて複雑かもしれません。

こうした副詞は 繰り返し繰り返し 触れることで覚えていくものだと思います。

 わたしとの会話だけでは、偏りがありますが意識して使いわけをしたり、他の人との会話だったり 本や動画を通して理解してくれたら いいなと思います。

お気に入りのコーヒーショップにて、初めて会ったワンちゃんと仲良しに。

Smileの世界を広げてくれる新しい出会いに感謝。

お友達の力

4歳2ヶ月。

先週末は、おうち英語の仲間とプレイデートでした。

Smileは ちびっ子組でしたが、お兄ちゃんとお姉ちゃんに囲まれて色んな刺激を受けたようです。

そして そんなお姉ちゃんたちと会う度に影響を受けるのが、「読むこと」。

Smileに読み聞かせてくれるのですが、これがまたSmileのやる気につながるようで、

プレイデートの後は、自分で絵本を読もうと いつも以上に張り切ります。

下の動画は、お友達が貸してくれた本。大好きなお姉ちゃんに読み聞かせてもらったからか、文章も強く記憶に残っているようです。

フォニックス読みで読んでいる単語や サイトワードで覚えている単語も あります。

でも名前や初めて目にする単語は、記憶と絵から推測して読んでいるようです。

本人も読むのは好きだし、わたしも隙間時間を使ってちょこっと取組みは続けています。

でも、お友達から受ける影響は やっぱり大きい。

Smileからしたら、自分でスラスラ本を読めるお姉ちゃんやお兄ちゃんたちは憧れ。自分も早く読めるようになりたいと感じるようです。

自分で読む用の本と 読み聞かせ用の本、

自力読みの取り組みと サイトワードの取り組み、

バランスを見ながら 続けていきたいと思います。

こうやって 色んな刺激をくれる仲間に恵まれて 本当にありがたい。