Whyの嵐つづく

3歳4ヶ月。

2歳9ヶ月ごろ、Smileの”why? (どうして?)”の嵐がやって来ましたが、3歳4ヶ月、その勢いはなかなか衰えず手強いです。

そのため、3歳過ぎからは、”Why?(どうして)”の質問に対して、わたしからもWhyで返すことが多くなりました。

質問の内容によって、こちらから答えを与えたり、Smileに考えさせたりと変えています。

【わたしが答えるとき】

1週間ほど前、プリスクールの後に、いつものように最寄りのコーヒーショップに立ち寄ろうとしたときのこと。

  • Smile: 《コーヒーショップを指して》Look! It’s close(d)! Why?(閉まってる!なんで?)
  • わたし: Because it’s closed today. Why don’t we go to the other one?(今日はお休みだからだよ。もう一つのコーヒーショップに行く?)
  • Smile: 《もう一つのコーヒーショップの方を指して》We need to go all the way to the coffee shop! See? It’s far away!(そのコーヒーショップまでずーっと行かなきゃいけないね!ほらね、遠いよ!)

【質問に対して質問で返すとき】

そして今朝、プリスクールに向かう途中、あるマンションのドアが開きっぱなしだったのが気になったSmile。

  • Smile: The door is open. Why?(ドアが開いてるね。なんで?)
  • わたし: Why do you think its open? (なんでだと思う?)
  • Smile: Because somebody’s gonna go inside.(誰かが中に入るから?)
  • わたし: Could be. That’s a good answer! (そうかもね。いい答えだね)

わたしが答えていたら、「誰かが閉め忘れた」と言っていたかもしれません。でも、Smileの「誰かが中に入るから」という答えも間違ってはいない。

こんな風に、3回に1回はSmileの答えに対して「なるほど」と感心します。

質問に対して答えるのも大切なことかもしれませんが、質問返ししても面白い。

現在3歳。この先、言葉がさらに発達するにつれて、わたしとの会話も変わっていくのだろうなぁと楽しみでもあります。

  
(プリスクールでの読み聞かせの時間。日本語と英語の両言語において、お友達から受ける影響は大きいです。)

自力読みに向けて

3歳4ヶ月。

英語ママさんと、さんごまみぃさん主催の『ママだからこそ出来る自力読み準備ワークショップ』に参加してきました。

アルファベットの名前(エー・ビー・シー・ディー)と音(ア・ブ・ク・ド)が一致し始めたのは、Smileが3歳0ヶ月のとき。最近では、プリスクールでも3文字読みに入ったところなので、そろそろ次の段階に進む時期だなぁと思いつつも、なかなか腰が上がらない状態でした。

そんな時にお二人がワークショップを開催することを知ったのですが、初めは、「Smileには自力読みはまだ早いかも」という思いもあり申込みを迷っていました。でもワークショップが終わった今は、今のタイミングで思い切って参加してよかったと感じています。

今回のワークショップが、英会話教室などで読みを教わるのと大きく違う点は、「おうちでママが取り組めるように、ママが知るべきポイント」が非常に分かり易くまとめられているということ。

【ワークショップの内容】

子ども一人一人の成長過程が異なるように、自力読みを開始する時期や内容も異なります。自分の子どもの成長や性格をよく分かっているからママだからこそできる、「おうちで出来る取組み」を体系立てて説明してくれるワークショップは、類を見ないかもしれません。

英語ママさんとさんごまみぃさんが、自身の失敗談や成功例を交えながら、かつ理論と実践の両面から分かり易くまとめて共有してくれたことは:

  • 自分の力で読めるようになるとはどういうことか
  • 自力読みを始める準備段階として何をしなければならないか
  • 自力読みを開始する時期
  • 自力読みで欠かせないメソッド(phonics vs. whole language approach)
  • それぞれのメソッドの特徴と進め方

この他にも英語が苦手なママ向けのツールやサイトなども共有してくださり、本当に盛りだくさんの2時間でした。

【全体を見渡す俯瞰図】

そして、お二人のワークショップに参加したことで得た大きな宝物は、今後の道のりを示す俯瞰図が得られたこと。

同じツールや教材を使っていても、全体像を分かった上で取り組むのと、そうでないのとでは大きな差が出ると感じます。全体像が少しでも頭に入っていると、そのツールや教材が何を根拠に作られているのか、どんな力を伸ばすために作られたものなのかを理解でき、取組みに幅が出るし、より高い効果も感じるのだろうなと思います。

【ワークショップに参加して】

得るものがとても多かったワークショップですが、今後の取組みに忘れずに心に留めておきたいと感じたお二人の言葉は:

  • 「その子に合った時期」を見極める
  • 「段階を踏んで」すすめていく

おうち英語は、ともすると孤独なものになりがち。また、英語育児を始めた頃は、大人の方に対して英語を教えるのとは全く違うやり方に戸惑いを覚え、悩んだ時期もありました。でもこうやって、素晴らしい方たちと出会えたことを本当にありがたく感じます。


(おすすめサイトでワークに夢中。4ヶ月前にはなかった文字への気付き(noticing)が起きているので、意識は文字へ向いています)

ちょっと怖い『3匹の子ぶた』

3歳4ヶ月。

1歳7ヶ月のときからプリスクールに通い始めたSmileですが、そのときに初めて読み聞かせてもらったのが、The Three Little Pigs (『三匹の子ぶた』)。原作に近いこの絵本、有名なディズニーのお話と違い、ちょっと怖い物語になっています。

お金のないお母さんぶたは、3匹の子ぶたが自分たちの力で生活できるように、外の世界へ送り出します。

1匹目の子ぶたは、わらで家を建てます。でもあっけなくオオカミに吹き飛ばされて食べられてしまいます。

2匹目の子ぶたは、木の枝で家を建てます。それもまたオオカミに吹き飛ばされて食べられてしまいます。

3匹目の子ぶたは、レンガで家を建てます。同じようにオオカミは吹き飛ばそうとしますが、レンガで作られた家は頑丈でびくともしません。

どうにかして3匹目の子ぶたを食べたいオオカミは、あれこれ知恵をつかって、子ぶたを呼び出そうとしますが、いつも子ぶたの方が一枚上手。

最後は、あっけなく子ぶたに食べられてしまうオオカミ。ちょっと残酷ですが、なぜかSmileは大好き。

ハッピーエンドで終わる物語も良いですが、原作に近い物語も味があって、わたしも気に入っています。

下の音声は、2週間ほど前に録音したもの。2歳になる前から何度も何度も読んでいるので、覚えているフレーズは一緒に読んでもらっています。

そして、この物語をオオカミの目線で書いたものが、The True Story of the Three Little Pigs(『三びきのコブタのほんとうの話』)。

『3匹の子ぶた』では、悪の象徴として描かれてきたオオカミですが、それには背景があり、書き手によって、事実はいかようにも変えられるということも伝わってきます。メディア・リテラシーに関しても考えさせられ、なかなか興味深い内容です。

まだ少しSmileには難しかったようですが、繰り返し一緒に読み、子ぶたからの視点だけでなく、オオカミの視点から見た物語を考えられたらと思っています。

言語の切替え

3歳3ヶ月。

月曜日から3泊4日で、Smileの鹿児島のおじいちゃんとおばあちゃんに会ってきました。

半年前は、おじいちゃんとおばあちゃんが目の前にいても、わたしとの会話ではちょこちょこ英語が混ざっていました。

でも今回の滞在では、Smileからはほぼ日本語しか聞こえてこなくて、言語の切替えという面で大きな成長を感じた4日間でした。

先ほど、空港から戻るバスの中で、言語の切り替えが上手にできていたことを褒めると、こんな反応が。

  • わたし:You did a wonderful job talking to your Ojiichan (grandpa) and Obaachan (grandma) in Japanese the whole time. Mommy was impressed.(おじいちゃんとおばあちゃんに日本語で上手に話せたね。感心したよ)
  • Smile: 《少し不満そうな顔をして》But I sing (sang) ABC song to Ojiichan and Obaachan.(でもABCの歌、歌ったよ)
  • わたし:I know. That’s okay. I was impressed that you spoke to them in Japanese and didn’t mix languages.(そうね。それはいいと思う。おじいちゃんとおばあちゃんに日本語で話して、言葉を混ぜなかったのはすごいね)
  • Smile:《得意気に》Yes!(うん!)

わたしとSmileの会話は、場合によって日本語と英語とで切り替わります。でも、英語を話さない相手に対して、日本語だけで話すというのは、今後もたくさん経験していくことでもあり、バイリンガル育児の課題でもあります。

2ヶ月前、両言語のバランスが少し取れてきた印象を受けましたが、いつのまにか言語の切替えも上手になっていました。このままバランスを保ちつつ、両言語を伸びていって欲しいものです。

 (鹿児島のおばあちゃんと一緒に平仮名を読むSmile)

四季の本

3歳3ヶ月。

7~8回に渡って、Smileが取り組んできたSeasons Book(四季の本)が先週完成したようで、お迎えに行くと、自慢げにわたしのところへ見せにきました。

基本的に、わたしがSmileのお仕事を見ることはあまりないのですが、他の子どもと一緒に何度も取り組んできたので、完成されたものを見ると感慨深いものがあります。

Smileが文化教育のお仕事を始めたのは、2歳10ヶ月のとき。初めは、四季の感覚なんてほとんどなかったのに、気が付いたら季節や月の感覚が身に付いてきていることに驚きを覚えます。

Seasons Book(四季の本)は、大まかに5段階に分けて取り組んでいきます。毎回の取り組み時間は10分程度。

① 導入(2〜3回、①を繰り返します)

ラミネートされた、季節ごとの写真を一緒に確認します。

  • わたし: 《冬の写真を手に取り》What do you see in the picture?(写真の中に何か見える?)
  • こども: Snowman! (雪だるま!)
  • わたし: That’s right! What else do you see?(他には?)
  • こども: Snow! (雪!)
  • わたし: Right! When do you see them? In winter, summer, fall, or spring?(そう!雪だるまや雪はいつ見れる?冬?夏?秋?それとも春?)
  • こども: Spring? (春?)
  • わたし: We see them in winter.(冬に見れるよ)
  • こども: Winter.(冬)
  • わたし: 《写真の雪を差しながら》Do you think it’s hot or cold in winter? (冬は暑いと思う?寒いと思う?)
  • こども: Cold! (寒い!)

こんな風にして、写真を見ながら、こどもと一緒に写真が表す季節を一緒に考え、季節ごとに色の違う画用紙(春=緑、夏=青、秋=赤、冬=白)の上に、写真を置いていきます。

② 本作りのために、春の写真をおさらいして(写真を描写できるか、季節を言えるか、行事の名前を言えるか)、写真をハサミで切り抜きます。

③ 夏の写真をおさらいして切り抜きます。

④ 秋の写真をおさらいして切り抜きます。

⑤ 冬の写真を切り抜き、製本。文字が書ける子は、一緒に季節の名前を書きます。書けない子は、大人と一緒に書きます。

文化的なものは、生活を通して自然に理解していくものでもあると思いますが、こうやって、体系立てて学ぶことで、より良く自分を取り囲む世界を理解できるのかなと感じます。

今はまだ点と点かもしれませんが、1年後、2年後にでも点と点が繋がればと思います。

(ハサミを使う、糊で貼るという単純な作業にも成長を感じます)

英語で話す会

3歳3ヶ月。

昨日は、おうち英語をしている方の間で「子ども同士だけでなく親同士も英語で話そう」という会があり、参加させていただきました。

集まったのは20組くらいの親子。もう何度かプレイデイトで会っている方たちもいましたが、半分以上は、いつもブログを読ませていただいているけれど、初めて会う方たち。

緊張しながらも、皆さんとの交流が本当に楽しく、あっという間に時間が経ってしまいました。

この日は、書き初めグループと墨絵グループに分かれてのアクティビティ。Smileは、ジュキさん率いる墨絵グループへ。

墨汁の摺り方、色の濃淡(dark vs. light)、紙の柔らかさ(hard vs. soft)を丁寧に説明してくれるジュキさんの横で、Smile含め子どもたち皆んなが目を輝かせて見入っていました。

絵の具を使ったお絵描きはプリスクールでもしますが、墨汁は初体験のSmile。途中で、「ピンクがいい」と言わないか心配でしたが、話しかけるのをためらうほど、墨に夢中。

墨と言えど、こんなにも色に表情があるとは、この日まであまり意識したことがありませんでした。

子ども一人一人の個性が、筆圧、筆の勢い、色の濃淡、形に表れていたのが興味深かったです。

書き初めと墨絵のあとは、ごんごんママさんによるピニャータ割り。そして会の最中も、英語ママさんさんごまみぃさんの絵本読みがあり、Smileも十分すぎるほど楽しんでいたようです。

ブログの公開に踏み切って、もうすぐ半年。

Smileが生まれるまでは、日本語が通じる相手と英語で話すことは得意な方ではありませんでしたが、ブログを通して素敵な方々に出会うことができ、自分も学ぶ機会に恵まれ、本当にありがたいです。

  (墨色の濃淡が気に入ったようで、筆の動かし方で変わる色あいを楽しんでいるかのようでした)

命あるもの、ないもの

3歳3ヶ月。

2歳半過ぎたころから、命あるもの、ないものについて考える機会に恵まれているSmileですが、2日前、プリスクールでもやる日が遂にやってきました。

「living vs. non-living(命あるもの vs. ないもの)」のラベルを持って、外に出て、命あるものとそうでないものを探します。

いつもは、わたし以外のお母さんとお仕事をするのですが、今日は初めてわたしと一緒に取り組むことになったので、お互いに新鮮な気分。

  • わたし:Smile, do you grow?(Smileは成長する?)
  • Smile: Yes! I grow bigger and bigger!(うん!大きくなってる!)
  • わたし:Do you breathe?(息はしている?)
  • Smile: Yes!(うん!)
  • わたし:Do you eat?(食べる?)
  • Smile: Yes!(うん!)
  • わたし:That means you are living. Living things grow, breathe, and eat.(それはね、Smileが生きているってことたよ。命あるものは、動いたり、成長したり、息したり、食べるの)
  • Smile: Living.(生きてる)
  • わたし:Can you look around? What else is living?(見回してみて?他に何が生きているもの?)
  • Smile: 《地面の草を見つけて》This?(これ?)
  • わたし:That’s right! Can you put this label on the grass?(そうね。このラベルを草の上に置ける?)

こんな風に、石ころ、土、アリ、車、花などを見つけながら、命あるものとないものについて一緒に学びました。

Plants(植物)とAnimals(動物)についてもこの時に学んだので、もう少ししたら、もっと細かい分類をしていきます。

  
 
  

この日のお仕事の時間。みんな、それぞれが自分のお仕事に集中して、とても平和な1日でした。

 
 

喧嘩するほど

3歳3ヶ月。

昨日は、プリスクールのお当番(duty)の日でした。

長くいる子たち4人だけだったので、午前中はわたし1人で皆んなを公園へ連れて行くことに。

しばらく皆んな一緒におうちごっこをしたり、平和に遊んでいたと思ったら子ども達の言い争う声が聞こえてきました。

メインティーチャーのお嬢さんSちゃん(4歳9ヶ月)とSmileが何やら喧嘩している様子。Sちゃんが何かを言っているものの、Smileは顔を背けてこちらへ走り寄ってきました。

  • わたし:What’s wrong? What happened?(どうしたの?何があったの?)
  • Smile: 《泣きじゃくるだけ》
  • わたし:Smile, can you use your words? What happened?(ちゃんと言葉で言って?何があったの?)
  • Smile: S said, “No.”(Sちゃんが「No」って言ったの)
  • わたし:No to what?(何に「No」って言ったの?)
  • Smile: 《黙って下を向くだけ》
  • わたし:I think you need to talk with her. You need to figure out what to do by yourself. Can you go to S and talk with her?(Sちゃんと話した方がいいんじゃないかな。どうしたらいいのか自分で考えて。Sちゃんのところ行って、話せる?)
  • Smile: 《戸惑いながらSちゃんの所へ》

しばらく何やらやり取りとしていたようですが、またSmileがこちらへ戻ってきて、

  • Smile: S doesn’t talk to me.(Sちゃんが話してくれない)
  • わたし:Then go talk with her one more time. Maybe she’s feeling sad just like you are. Figure out what you can do to make up with her, okay?(じゃあ、もう一回話しに行ったら?Smileみたいに悲しいのかもしれないよ。自分でどうしたら仲直りできるか考えて?)
  • Smile: 《再びSちゃんの所へ》

しばらく2人を見守っていたのですが、数分後には何事もなかったかのように、2人に笑顔が戻っていました。

プリスクールでは、こんな風に衝突が起きても基本的には子ども同士で解決策を見つけられるよう、見守ることになっています。

「喧嘩するほど…」とは言いますが、子どもと言えど、立派な社会の縮図。見守るという、そのさじ加減が難しく、親のわたしも学びの機会を与えられていると感じます。

  
(気持ち、みんなと距離を置くSmile)