最近の成長

6歳3ヶ月。

気が付いたら、前回の記事からもう一週間以上経っていました。

アメブロ以外にも最近、英語教育に関する記事を書くことが増え、Smileの記録から離れていました。

とは言っても、そんなに目立った言語成長もなく、特に記録することもないという感じです。ただ6歳になってから、ゲームのルールとか少し複雑な内容とか、ちょっと説明しただけですぐ理解できるようになったと感じます。

今日は、午前中にわたしの本棚から見つけてきた人体パズルをやろうと言ってきたので、一緒に付き合うことに。

わたしも知らない単語がチラホラある中、何となくゲーム感覚でパズルをやったら、これがまた面白い。

面白いので3回ほど立て続けにやりました。

下の動画では、人体の名称と説明をわたしが読み上げ、Smileが該当する絵を見つけるという、カルタのようなゲームをしています。

Respiratory system(呼吸器系)という言葉は知らなくても、説明を聞いて何となくで選んでいます。

 

シンガポールの博物館で購入したのですが、アマゾンでは売っていないようです。残念・・・。

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話せるようになった その後

6歳3ヶ月。

On Mom’s Lap主催のウィンターキャンプが終わりました(アメブロに投稿した記事『バイリンガルの子の学びの場』)。

Smileに対するバイリンガル育児はだいぶ軌道に乗りました。チャプター・ブックを読むようになり、目立った言語の成長もないですが、

BICS(Basic Interpersonal Communicative Skills/対人伝達言語能力)と言われる、日常会話で使う能力はある程度身についたと感じます。

でも難しくなるのは、Smileが小学生になってから論理的な思考力を育てていくこと(関連記事『6歳からのバイリンガル育児:目指す英語力は?』)。

英語力を維持することだけでなく、日本でアカデミックな内容を学べる場を探すのは簡単なことではありません。

あったとしても、そういった教室は座学がほとんどで塾のような感じか、かなり高額だと聞きます。

バイリンガル育児をしている友人とも、「一緒にホーム・スクーリングをしよう」という話は出ていますが、

自分でやらないといけないほど、英語学ぶ場を見つけるのは難しい。

そんな中、探求型の短期キャンプで子どもたちに教えることとなったのですが、これが何とも楽しい。

ある程度のことは読み書きできる子ども達なので、出てくる発言の数々に驚かされ、「へぇ。そうなんだ?」とこちらの学びになることも。

いつもは、わたしの英語教室でアシスタントに徹さなければいけないSmileも、このキャンプでは年少組。

小学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんの流暢な英語に負けじと自分を主張していかなければならないので全力で頑張っていました。

“I want to stay longer tomorrow.(明日はもっと長くいたい)”とSmileも言うほど、楽しんだ様子。

今回は冬休みということもあり、2日という短期間。9人のバイリンガルの子たちが集い、「多様性と障害」と「世界の気候」という難しいテーマに取り組みました。

子どもをバイリンガルにするというのも決して簡単なことではありません。だけれど、バイリンガルになったその後、その英語力を上げていくこともまた難しい。

そんな場を今後も作っていけたらなぁと思います。

初日のテーマ、目が見えない世界を体験するというもの。目隠しをして、パートナーには言葉だけで相手を目的地まで連れていくというアクティビティをしています。

 

 

 

心のよりどころ

6歳3ヶ月。

昨日はプリスクールでクリスマスパーティでした。

「今年はこじんまりとやろう」と話していたところ、声をかけたら、なんとなんと子ども20人、大人20人の大人数の参加表明。

プリスクールの先生と焦りながら会場探しをするも、年末という時期だからか どこも一杯。

結局、子ども達はプリスクールでパジャマパーティ&映画鑑賞。大人は別会場を借りて大人だけでパーティをすることに。

Smileとわたしも2時くらいから行って準備。ベビーシッターの人に頼むとは言っても、子ども20人。どれだけカオスになるか分からないので、こちらも必死です。

恒例のビンゴゲームをして、プレゼント交換。その後はポップコーン片手に映画鑑賞。

大人は大人で、子ども無しの交流会を楽しみました。この試みはプリスクール始まって以来、初めてでしたが、

子どもは子どもで大いに楽しんで何とも充実した良い時間でした。

プリスクールに参加してから5年。育児の面でどれだけ プリスクールのママ達に助けられたか分かりません。

今となっては、古いメンバーになってしまいましたが、新しくプリスクールに参加したママとも交流できるのは とても貴重です。

「どこにでも行けるとしたら、どこに行きたい?」と先週、Smileに聞いたら、即答で「プリスクール!」と答えたSmile。

それほどプリスクールは心のよりどころになっているようです。

プリスクールに通うのもあと3ヶ月弱ですが、たくさん たくさん楽しみたいと思います。

念願のワークショップ

6歳2ヶ月。

年末で、仕事とイベント続きで、なかなかブログを書く余裕がありません。

そのイベントの一つに一昨日、Smileと一緒に参加してきました。

プリスクールの先生が主催するGingerbread House Workshopです。去年も一昨年も、その前も体調を崩して、直前にキャンセルしてきた、念願のワークショップです。

風邪が流行るこの時期、つい数週間前にインフルエンザにかかったので 一昨日のワークショップが終わったときはホッとしました。

お母さんも参加型のワークショップではなかったのですが、メンバーは仲良し5人組。

「大人もゆっくりしようよ」と先生に言われ、座って子ども達の様子を見ることに。

もう皆んな6歳以上なので、みんな自由に家に飾り付けをしていきます。子どもによって個性が出るのでまたそれも面白い。

作業に取り掛かること1時間。皆んな思い思いに飾り付けしたジンジャーブレッドハウスが完成。

皆んなが靴も上手に履けない頃から見てきたので、こうやって1人で細かい作業をして家を完成させたことに感動。

完成後は皆んなでピザを出前して、プリスクールで晩ご飯。

何はともあれ、大好きなお友達と一緒にワークショップに参加できて良かったね。

「ずっと終わらなければいいのに。来年もまた皆んなと作りたい」と、終わった直後に言うSmile。よほどプリスクールが好きなんだなぁ。

身近なところで異文化理解

6歳2ヶ月。

以前より欲しくて、Amazon USAで注文した絵本2冊が昨日ついに手元に来ました。

ハワイにいる姉のところに届けてもらったのですが、もう1人の姉が旅行でハワイに行ったので、持って帰ってきてもらいました。

買ったのはこちらの2冊。

The Girl Who Thought in Pictures: The Story of Dr. Temple Grandin (Amazing Scientists)

The Girl Who Thought in Pictures: The Story of Dr. Temple Grandin

The Girl With a Mind for Math: The Story of Raye Montague (Amazing Scientists)
The Girl With a Mind for Math: The Story of Raye Montague

2冊とも、特別な才能を持った女性のお話です。1冊目はアメリカの動物学者であるテンプル・グランディンさんの幼少の頃のお話。

テンプルさんは、自閉症を抱えていたことから、「周りと違う」として苛められたり、苦しい経験をしたそうです。

でもテンプルさんは、「人と違う考え方」をする女の子だったというだけ。テンプルさんの観察力を受け入れていたお母さんのお陰で、テンプルさんは自分の能力を生かす仕事に出会います。

2冊目は、アメリカ海軍の船舶工学者 レイ・モンタギューさんのお話。黒人女性では初の船舶工学者となったのですが、

幼少の頃はとても優秀だったにも関わらず、黒人であるということと女性であるということから、白人の人と平等には教育を受けられませんでした。

それでもコツコツと努力し続け、船舶の設計をするまでのビッグチャンスを手に入れたそうです。

Smileは2冊ともとても気に入ったようです。自分と同じ年頃の女の子が登場するということとも共感を覚えたのかもしれません。

今回、この2冊を買ったのは、2人の成功話について知って欲しかったからではありません。

この2人が、「周りと違う」ということで苦しい思いをしたにも関わらず、自分の軸を持ち、前に進み続けるという たくましさを持っていたから。

娘へのバイリンガル育児では、多様性を受け入れる柔軟性を大切にしてきたと何度も書いてきましたが、

こういった、「人と少し違う存在」として扱われて生きてきた人の人生を知るのは とても貴重だと感じます。

日本では、「異文化理解」というと、外国について知ったり、外国人と交流するイメージがあるように感じますが、それだけが異文化理解ではありません。

「自分と異質の存在」や「自分とは異なる文化や考え方」について知ることも異文化理解だと考えています。

それは、人種や国に限らず、身体的な障害を持った人、自閉症を抱えた人、その他のSmileの周りにいる、「自分とは少し違う人」を理解することも異文化理解。

「自分とは違う」相手のことを理解し、認められるようになるには、もちろん日々の経験も大事ですが、こういった絵本もとても役立つと考えています。

絵本の最後に、テンプルさんからのメッセージ。一番最後のメッセージが心に響きます。

Keep learning, especially from your mistakes.

(学び続けなさい。失敗した経験から学ぶのです。)

クルーズ旅行での経験

6歳2ヶ月。

9日間のクルーズ旅行から今日 戻ってきました。今回の旅行でのSmileの一番の経験は、気の合う日本人のお友達が2人できたこと。

今回のクルーズ旅行は台湾にも寄港したので、参加した子どもは日本人と 台湾人の半々でした。キッズセンターのスタッフの方も、多国籍。

9日間、クルーズが提供するキッズ・アクティビティは朝から晩までで、スタッフの方も 本当に良くしてくれました。

毎回、クラフトやゲームやアクティビティなど盛りだくさんで、迎えに行くと「まだ帰りたくない」と駄々をこねるほど。

使用言語は基本的に英語で、分からない子には日本語スタッフ、中国語スタッフが付いていたようです。時々Smileも通訳としてお手伝いしていたそうです。

下の写真は、キッズセンターで作った作品のほんの一部。

そして、もう一つの大きな収穫は、「マナーや礼儀」について改めて学べたこと。

普段の生活でも、挨拶、そしてお友達や目上の人に対する言葉遣いや態度は厳しく言っているのですが、

今回のように1週間以上、大勢の人と同じ船内で生活することはあまりないので、

普段、あまり意識が行き届いていないところが分かったという感じでしょうか。

アメリカで生活していたときもそうでしたが、船内でクルーと目が合うと、”Hello.”とか”Good afternoon.”とか、皆んな必ず挨拶をします。

そんなとき、Smileも挨拶はするのですが、なにせ聞こえないくらいの声で言うので、相手に聞こえていない。そんなのが何回か続きました。

そしてあることがきっかけで、Smileの態度について話し合うことに。

わたし達の客室を担当していたのは Dennisさんというフィリピンの方。とても気さくでSmileにも本当に良くしてくれました。

ある時 部屋に戻るとベッドには、タオルで作った犬の人形がちょこんと置いてありました。

わたしの父のメガネをかけていて、思わず笑ってしまいましたが、Smileは犬を見るなり大喜びで大興奮。

「ちゃんとお礼言わないとね〜」なんて言っていたのですが、

翌日、Smileが何かに夢中になっているときに、Dennisさんが客室にやってきました。Smileを見るなり、「犬は気に入った?」とDennisさん。

愛想笑いで “Yeah?”と答えるものの、手元から目を離さないSmile。

近くで見ていた わたしですが、しびれを切らして、Smileに “Did you say ‘Thank you?'”と言うと、

Dennisさんを横目でチラッと見て、”Thank you.”と一言。

これには わたしもハラハラ。Dennisさんは笑顔で出て行きましたが、その後 Smileと話すことに。

  • わたし: That wasn’t really a nice way to say thank you. I think he made that doggy because he wanted to make you happy.(さっきのはあまりいいお礼の言い方じゃなかったよ。その犬、Smileに喜んでもらえるように作ったんだと思うよ)
  • Smile: Okay….(分かった)
  • わたし: When somebody says “Hello” to you, you should look them in the eyes and say “Hello” too. When somebody does a nice thing for you, what do you need to say?(誰かが挨拶してきたら、ちゃんと相手の目を見て挨拶すべきだよね。誰かが親切なことをしてくれたら、なんて言うんだっけ?)
  • Smile: …Thank you.(ありがとう)
  • わたし: And you need to look them in the eyes. It would be better if you could say it in a loud voice so that he/she can hear you.(きちんと相手の目を見る必要もあるよね。大きな声で言えるともっといいよね)

しばらく いじけていたSmileですが、自分でも自分の態度に気が付いたのか、それ以降の態度に大きな変化が。

クルーの誰かがすれ違いざまに “Hello.”と言ったら、だいぶ先を歩いていたにも関わらず、振り返って大きな声で “Hello.”

その他にも、レストランでも何か聞かれたら、今までとは比較にならないくらい はっきりとした、聞き取りやすい声で答えているではありませんか。

Smileなりに一生懸命に考えて、自分の態度を反省したのだなぁと嬉しくなりました。

 

大人であってもどんなに英語力があっても、コミュニケーション力も備わっているとは限りません。

わたし自身、大学院時代、苦労したのは コミュニケーション力の無さ。

教授とのコミュニケーション、クラスメイトとのコミュニケーション、

その他 気軽なパーティや学会など、さまざまな場面で求められるコミュニケーション力にとても苦労したので、

Smileには小さい頃から コミュニケーションをきちんと取れるようになって欲しいと思っています。

何も今から難しい内容を話して欲しいという訳ではありません。バイリンガル育児で意識しているのは、基本的な挨拶や 相手のことを考えた上での会話のキャッチボール。

それはコミュニケーションの基本だからです。

普段のSmileも挨拶やお礼はちゃんとします。だけれど、今回の旅で何かが大きく成長したように見えます。

初回にDennisさんが作ってくれた犬の人形。

最終日はハムスター。Smileのお気に入りの犬の隣にちょこんと置かれていました。

バイリンガル育児の意義

6歳2ヶ月

一昨日より、わたしの両親とSmileとでクルーズ旅行に来ています。去年は姉親子も一緒だったので甥っ子も一緒でしたが、今回はSmileのみ。

遊ぶ相手がいなくて寂しいかなと思いきや、キッズ・アクティビティも充実していて、クルーの皆さんにもたくさん相手してもらって楽しそうに過ごしています。

去年のクルーズ旅行でも色んなクルーの方と話しましたが、今回も船内で行く先々で クルーの方と話す機会があります。

日本人の乗客が多いので、皆んな最初は日本語で接客してくれるのですが、わたしとSmileが英語を話すことが分かると途端に人懐こく英語で話しかけてきます。

今朝も、レストランで何回か接客をしてくれた女性とSmileとの会話が何とも可笑しかったです。

  • P:Aww. You’re so cute. Can you stay with me after the trip? (本当に可愛いわねぇ。旅行のあと、わたしと一緒にいてくれる?)
  • Smile: 《苦笑い》
  • P: Please? I’ll give you a pickled plum and apple juice everyday.(梅干しとりんごジュース毎日あげるわよ)
  • Smile: Okay…(わかった・・・)
  • P: Oh my god. She said, “Okay.” She’s so sweet. Your mom and dad can pick you up in Yokohama, okay?(「わかった」だって。なんて優しいのかしら。お父さんとお母さんは横浜で迎えにきてくれるから、ね?)

大人は冗談だと分かっているので笑っていましたが、Smileは「え?本気で言ってるの?」といった表情だったので それがまた可笑しかったです。

そんなSmileを見ていて感じるのは 「たくましいなぁ」ということ。

わたしがいてもいなくても こうやって誰かとコミュニケーションを取ろうとするというのは、彼女の性格も もちろん大きく関係していますが、

英語や異質のものに対する壁がないからかなと感じます。

バイリンガル育児をしていてよかったと感じるのは、まさにこんな場面のとき。

英語の本をどれだけ読んだかとか、どれだけ流暢に話せるかとか、そんなことよりも、

日本語でも英語でも、違う文化背景の人とコミュニケーションを取ろうとする姿を見たときに バイリンガル育児の意義を感じます。

高い英語力があるからと言って、コミュニケーション力もある訳ではありません。

だからバイリンガル育児でも意識しているのは、日本語でも英語でも、相手との会話のキャッチボールをきちんと出来るようになること。

これは、動画やゲームでは育てられる力ではないので、動画漬けやゲーム漬けが危険だと思うのは こういった、コミュニケーション力が育ちにくいという点。

コミュニケーション力が高い低いというのは、小さい頃から どんな経験をして どんな対人関係を持ってきたか、そういうのが大きく関係するのではないかと思っています。

普段は買うことのないシリアルを食べられて 大興奮のSmile。

「まずは母語」云々より

6歳1ヶ月。

大学院時代の親友Aちゃんがスウェーデンから一時帰国していて、昨日、うちに遊びに来ました。

ハワイでは同じ寮に住み、教育実習のためにベトナムで一緒に暮らしたり、苦楽を共にした仲。今でもこうやって年に1回でも会えるのは嬉しいことです。

彼女の専攻は、第二言語習得の分野でも会話分析(conversation analysis)といったもので、社会学寄り。

アイデンティティを研究していたわたしともまた違う視点なので、話すと視野がいつも広がるのが面白い。

昨日は、Aちゃんの子どもの日本語維持について話が盛り上がりました。

Aちゃんはアメリカ生活が長い帰国子女。Aちゃんのご主人はアメリカ人ですが、数年前より日本語を勉強しているので、普通に日本語で会話できるレベル。

お二人の会話は ほとんどが英語。

Aちゃんの第一子 Kくんは3歳になったばかりで、2歳くらいまで日本で過ごしていたので、片言ですが日本語で上手にお話ができます。

第二子 Hくんはまだ生後6ヶ月。スウェーデンで生まれました。

今後、お兄ちゃんのKくんはスウェーデンのアメリカン・スクールに通わせる予定だそうですが、心配なのは弟のHくん。

家庭内では、日本語で子ども達に話しかけているとはいえ、Hくんは日本語環境で暮らした事がなく、これからもスウェーデンで暮らすことになりそうです。

母語は当然 英語と日本語になりますが、スウェーデン語の保育園に通えば スウェーデン語が第一言語となる可能性もある。

そして将来、お兄ちゃんと同じようにアメリカン・スクールに通うとなれば、教授言語は英語なので、英語が第一言語に変わる可能性は高い。

お父さんが英語だし、学校での言語も英語だから、子ども達の第一言語は英語、その次に強い言語はおそらくスウェーデン語になるだろうね。

日本語の重要性は低くなりそうだね。

日本との繋がりも薄くなるかもしれない。

その繋がりを維持するためにも、頻繁に日本に帰ってきて、帰ってきたときは、短期でも現地の学校に通わせるなんかして日本語環境に置く必要はあるね、

などという話を友人たちと話しました。

日本では、未だに『第二言語を入れるのは母語を習得してから』という考えが根強くあります。早期に英語をすることは言葉が遅れたり、思考力が育たないなどといった論も出回っています。

確かに極端な教育や偏った方法であれば、両言語ともに伸び悩むといった弊害も考えられます。

でも、早期英語教育不要論の根底にある考え方は、KくんやHくんのようにマルチリンガル・マルチカルチュアルな環境で育つ子どもには当てはめることはできない、とつくづく思います。

日本人家庭で育ち、日本語で教育を受ける子は、母語と母国語が一致しています。でも母語が一つ以上ある子、母語と母国語が一致しない子も日本でもいるし、海外にはもっともっといます。

そういった多様化している状況を、早期英語教育不要論のような考え方は考慮しきれていないと感じてしまいます。

Smileは日本人の両親の元で、日本語環境で生まれ育ったバイリンガルなので、母語はもちろん日本語だし、

日本語が危うくなるような極端な取組みはしていません。

もちろんSmileの母語は大切にしてきました。でも 「まずは母語」ということ以上に わたしが意識してきたのは、Smileが今後 教育を受ける言語(日本語)に対して心地よいと思える環境を作ること。

英語に対しても同じで、日本語環境にどっぷり浸かっていても 英語との繋がりが薄くならないように、英語に対して心地よさを維持すること。

そのバランスを取ることは簡単ではないですが、子どもがどの言語の環境にいても、自分らしくいられるというのは、今後も大事にしたい点。

「どちらかの言語環境では居心地悪い」という状態にならないように、これからも意識していきたいと思っています。

先日行った、インターナショナル・スクールのサイエンス・フェアにて。バイリンガルの友達と紙トンボを作っているところ。

友達の存在は やはり大きい。